先週の降雪+冷え込みでスキー場も極上パウダースノー状態だったのに今週は気温が14℃以上に上がったり山でも雨が降ったりでまた雪が溶けてる…
先日の昼時にロードに乗ったけど山のふもとへ行くまでは防寒のロンググローブを着けていたけど、山を上る時(いつもの姨捨駅方向から千曲川展望台)には春夏用の指切りグローブに換え、上りきって帰りの下り~千曲川サイクリングロードを走っている時も結局暖かかったので指切りグローブのまま走行してた。前回走行時の展望台付近に大量に撒かれてた塩カルは雨で流されて路面は綺麗になってた。
例年ならこの時期にロードで山に上るって事は無いんだけど、ホント今年は暖冬。
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さて、さて、さて、今回は『どこでも行ける用』のディスクブレーキのGTのグラベルロード車。
やったのは去年の話になるけどパーツを換えてました。
ブレーキとSTIシフトレバーを。
自転車のディスクブレーキシステムには
〇電動シフト+油圧ブレーキ
〇機械シフト+油圧ブレーキ
〇機械シフト+機械ブレーキ
の3つが多いけど、それら以外に4つ目の選択肢として
〇機械ブレーキレバーを途中で油圧に変換させて油圧ブレーキ
の方式が有る。
GIANTではCONDUCT BRAKE(コンダクト ブレーキ)という名称でステム部でワイヤー式のブレーキを油圧に変換するシステムもあるけど今回 は
ブレーキキャリパー部でワイヤー式を油圧式に変換するシステムのものに交換。
ブレーキキャリパーはTRPのHY/RD(ハイロード) ハイブリッドブレーキキャリパー
※超酷いことを先に書いてしまうと今だとシマノから105グレード(11速)やTiagraグレード(10速)の少し価格が下がって入手しやすくなった油圧ブレーキコンポが出ているのでシフトレバーやキャリパー等イチから部品を集めて組むのであれば絶対的な効きや動作の軽さは完全油圧ブレーキの方が上だと思うので油圧で素直に組む方をお勧めします。
今回の自分のようにある程度(古い)部品が揃っていたり、『どうしても(旧式の)機械式ブレーキレバーをディスクブレーキ用として使いたい』という場合とかはこのハイブリッドキャリパーはいいのかも。
※今回は取り付けるキャリパーはポストマウント台座ですが、フラットマウント取付ピッチになっている新型のキャリパーも出ています。
HY/RDは結構他の人のインプレがあったり、メーカーの主にグラベル向け完成車で純正採用されてたりする。(FELTのBROAM 40とかに採用されてる)
パーツ代でいうとキャリパー1個約¥10,000と普通の油圧キャリパーと比べて高いが、今回はブレーキパッド付キャリパー2個+6穴 160㎜ディスクローター2枚のセットで約¥15,000の物を購入(新品)
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シフトレバーはシマノ105 5600から5700に変更。(11速にすると手持ちのホイール(フリーボディ)が使えなかったり他の部品も必要になるため11速化はしなかった)
5600と5700の一番の違いはシフトワイヤーが5700でハンドルバーに添うよう(内装)に変更されたので、通称『触覚シフト』ではなくなった。触覚シフトの方が構造的にシフトワイヤーの引きが軽いと思えるが、ハンドルにバッグ等を付けづらい。(というか基本的に付けられない)
また、公表されている点だとレバーのピボット位置が変更されていてブラケット持ちの時の操作が少ない力で済む。レバー自体の大きさがコンパクトになっている。などの変更点がある。
中古で探してると10速の5700の状態が良いものは少なくなってきている為か、それとも新型の11速シフトR7000が出て5800も型落ちとなり市場に多く出ている為か5700と5800の相場はあまり変わらなかった。(新品だと若干プレ値が付いてる)
※『10速同士だから』とはいえTiagraはシフトワイヤーの引き量が違うため旧~10速のRディレイラーと互換性が無いので使えない。
続きは次回にします