霞んで見えない シクロクロス上山田ラウンド


 さて、さて、さて、CCM シクロクロスミーティング 2018-2019シリーズ第7戦 上山田ラウンドシクロクロス レース当日。
 家から車で20分走ればレース会場には着くので朝食を家で済ませてから7:30頃出発。
 
 朝の気温は『今シーズンで一番冷えてるんじゃないか?』って寒さ。
 聖湖方面の山の上の方は白いし、道路わきの畑も霜で真っ白。
霞んで見えない シクロクロス上山田ラウンド


『コレはコースも霜で試走の時はガチガチかー?』と思いながら会場へ。
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 会場には8時前に到着して、歩いてコースの状況を見に。
霞んで見えない シクロクロス上山田ラウンド

霞んで見えない シクロクロス上山田ラウンド


 霜は予想より無くて、路面もドライな様子。若干コースの変更が有るようで、途中のグニャグニャ曲がるのが減ってるかな?

 走行準備して試走へGO。

 体が温まってないから寒い寒い寒いー!

 コースはやはり今年は台風の影響(河川の氾濫)が無いし、ここの所雨も少なかったのでドライで砂っぽい。緑色の草も少なく、黄色に乾いた稲わらみたいなのが多い。というか草刈りした後の切った稲わらがコースに残ってる。(滑らせるトラップか?)
 
 見づらいけどLezyneのログから切り取ったコース図。データから見たLap距離は1周約2.43㎞。
霞んで見えない シクロクロス上山田ラウンド


 のんびりコースチェックしながら1周目を回って気になったのは3か所。
A 一番西側の短めなストレート。木の根が3か所ほど出ていてまともに乗るとガコン、ガコン衝撃が来る。
B ピット手前の下り。ここも衝撃が来るし、大きな石も有る。
C 傾斜ストレートからのクランク。土手の上を通るか下を通るかのライン取りが難しい。
今年は中間にシャベルで溝掘ってるし!(波みたいになってる)
霞んで見えない シクロクロス上山田ラウンド


 ○2周目からペースをチョイ上げで。
 Aの所はコース中央を通るとヤバい。Bはゆっくり下るしかないな。Cは上のラインを通って『ギリギリ行けるか―!』と思ったらズザザっとコケた。溝は降りて進む。。。
 
 ○次の週はAはアウト側を走行。『確か去年もこうだったような?』と思い出し通過。溝は降りて通過したが『人が通れば浅くなって乗ったまま行けそう』って感じ。
 Cの所を見ると何やら人が多く集まってる。『何だべ?』と思いながらCの所を上のラインを走って今度はクランク入り口で後ろブレーキをチョイ強めにかけてワザと滑らし左足だけついてコケずに、降りずにクリア。すると『おー!』と歓声が。ここに集まってるのはここをどうクリアするかみんなで話してたみたい。(ここだけを反復練習してる人も居て大勢になってた)
 
 ○次Lap。Aをイン側から。『お、こっちの方も通れるな』と。
溝、乗ったまま突破。
C、前のLapよりスピード上げてクランクに侵入。後ろだけ滑らして『んがーー!!』とペダル踏んで今度は足付かずにクリア。なんとか乗ったまま行けそう。
・・・って感じであっという間に1時間経ってた。
 
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 車に戻って本番用のチェーンとスプロケに交換。(メンテスタンドを持って行った)
霞んで見えない シクロクロス上山田ラウンド

霞んで見えない シクロクロス上山田ラウンド


 
準備おっけー

霞んで見えない シクロクロス上山田ラウンド


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カテ4のレースが始まるので観戦に。スタートの様子。
 
霞んで見えない シクロクロス上山田ラウンド

霞んで見えない シクロクロス上山田ラウンド


 
1周目PIT手前
霞んで見えない シクロクロス上山田ラウンド

霞んで見えない シクロクロス上山田ラウンド


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 で、続いて自分の出るCM1+2+3クラス(マスターズ)のレース。
 スタートポジションは3列目、真ん中15番目位?て、周りの人は正式なチームに所属してる人(チームウェア着てる)しか居らんじゃん…(自分はチーム名は付けてるがチームではない)
 『とりあえず今日は最初は抑えて徐々に上げてく』戦法で。
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 10:50分、ホイッスルが鳴ってスタート!
 スタート位置では強追い風なため、最初っからペースが速い、速い!自分のフロントギアは38Tなので後ろトップギア11Tに入れて45㎞/hで吹けきり。ケイデンス上げればまだ出るが最初で疲れてもしょうがないので他の余裕ある人に先に行ってもらう。
 ストレート終わりで集団の後ろになったけど、インフィールドはこっちが速い。比較的コース幅が有る所で抜いてポジションアップ。Aの所はみんなアウトを通ると予想してたので自分はインで走って抜いていく。溝は乗ったままクリア。
 Cは人によって上下に別れるけど1周目は渋滞になると思ってたので無理に突っ込まず左足ついてケンケンでクリア。そのあとはストレート→180度ターン→ストレートになるので自分の順位を確認。6人の集団がトップグループでその後はボッチが2人。そして自分なので『俺9位か!』 
 って喜んで2周目に突入したら3人組にさっくり抜かれた。
 なんとかついて走って一回2人をパスしたら、また2人に抜き返されペースアップされ離された。
 2周目中か3周目にオレンジのジャージの人に抜かれ、それでも離されずついていき(確か)5周目(ファイナルラップ)に入るストレートで抜いて自分が前に出た。後ろは見ないようにしてたが、影は見えていたので直ぐ後ろにつかれたまま走行。自分の前はもう追いつくのは無理な距離で、後ろは10秒位の差。後ろとは差を広げてるので、オレンジの人とのタイマン勝負に。

 『とりあえずPIT後のストレートで踏んで様子見』と。ストレート終わりでも離れずすぐ後ろに居る気配があるので、次の『Cのクランクには絶対自分が前で入る』と決めてアタック!クランクには自分が先に入ってペースを保って障害物へ。障害物を超えた所で並ばれたが、向こうは前に出なかった。『コレは向かい風の所を自分に前を走らせて、追い風になる最後の舗装路のストレートでしかけて来るな!』と確信して最終コーナーへ。
 最終コーナーを早めに踏んで立ち上がり加速。ゴール直前で下を見たら1車体分こっちが前に居るから『勝った!』と逃げ切ってゴール。順位は分からん!
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 疲れたー!
 他の人に『お疲れー!』と声をかけられたが、手を上げて挨拶できるが、呼吸がしんどくて声が出ない。
 車に戻って着替えで靴下脱ごうと足を延ばしたら『ピキッ!』と来たよ。脚攣りが。
 30分の全力走行で死にかけ・・・
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 着替えてC2のレースを見て本部に行ったらマスターズクラスのレースリザルトが出てた。
 『真ん中からチョイ下位の順位か』と思っていたら、途中で抜かれたのはマスターズの1分後にスタートしたC3のトップの人達だった。(それでも一度抜き返したんだけれども…やたら速い訳だ。。。)
 なんとかシングルフィニッシュ。というか『スタートポジションから上げてゴール出来た』ってのが正直、嬉しい。来年は車体の戦闘力をチョイ上げて参戦するでな。 
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 昼飯を食べて午後もレース観戦。
 キッズクラスのレースを見ていたが、Bの所で下った時の衝撃で2人パンク。後輪が着地した時に『ドン!』って音がしてるんで、『アレは(パンク)するわな』という感じ。多分チューブ入りタイヤで走ってると思う。
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 『それじゃあトップカテゴリーのC1の人達はどう走るんだ?』と期待してC1のレース開始に。
 スタート直後のストレート、『何㎞/h出てんの?』って呆れる位速い。そしてこの砂埃。。。(見出しの写真もそう)
霞んで見えない シクロクロス上山田ラウンド


Bの下りは『ドン!』って音はさせてるがチューブラーだからかパンクはしないみたい。(音からするとリムがヤバくないか?って位衝撃が有りそう)
霞んで見えない シクロクロス上山田ラウンド


 って、落車発生

霞んで見えない シクロクロス上山田ラウンド


 CのクランクのところはC1でも上下に走行ラインが分かれる。
霞んで見えない シクロクロス上山田ラウンド


 自分は上の方が走りやすいと走っていたが、下のラインから入ってる人はクランクを普通に斜めに上ってるんよ
沢田選手、竹内選手
霞んで見えない シクロクロス上山田ラウンド

霞んで見えない シクロクロス上山田ラウンド


 周りで観戦してる他の人も『何で下からのラインで普通にあそこを斜めに上れんの??』との声が。ホントにそう思う。
 
 実際、ラインを少し外すと普通にこうなる
霞んで見えない シクロクロス上山田ラウンド

霞んで見えない シクロクロス上山田ラウンド


 C1は圧巻のレースで沢田選手が優勝。強い。

 
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・・・C2レースでの一コマ。

 『コレ無理!』とピットに飛び込んできた選手の自転車・・・
霞んで見えない シクロクロス上山田ラウンド

サドル座面がもげとるがな!
 

PITの人達も『コレは座ったら『アーッ!』ってなるやつだ・・・』って。


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 家に帰ってきて片付け、洗車をやってたら『シートポスト外して中も水通して・・・』ってやってたら、いつの間にかガラ(骨だけ状態)に
霞んで見えない シクロクロス上山田ラウンド



追記
 正式リザルトが出たようで、CM3クラスでは1位に!。(しかし表彰も昇格も無いけど…)



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Posted by Billy Goat at 22:06│Comments(1)シクロクロスレース
この記事へのコメント
シクロクロス上山田観てきました。一位おめでとう!二年ぶりでしたが、随分レベルと速度が上がっていて、驚きました。常設コースにして欲しいくらいです。全日本チャンピオンの今井美穂さんの走りは、美しかった。
Posted by 篠崎ミッキー篠崎ミッキー at 2018年12月09日 16:31
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