さて、さて、さて、2019 Rapha Super Cross NOBEYAMA(スーパークロス 野辺山)まであと2週間…と思ったけど、野辺山は土曜日レース開催だったのでもう実際10日ほどしかない。

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 11/10のシクロクロスミーティング 飯山ラウンドから帰ってきた後に洗車をしてたらタイヤサイドがおそらく固まった泥で擦れてきていて薄くなってきているのでタイヤ交換をすることに。

 ドライバーで指してる所が擦れてきてる。
 チューブレスタイヤ(シラク CX クロスガード).なので内側にゴム層も有って漏れないとは思うけど、センター部のヤマも減ってきてるし、「今シーズン中には換えなきゃな」とは考えていたので今回で交換することに。
2回目以降のオフセットリムでのチューブレスのタイヤ交換(ビード上げ)


  同じような感じで擦れてる練習用のタイヤ(非チューブレスだけどチューブレスで使えるらしい)の方はここからエア漏れするためチューブレスとして使うことが出来ず、練習+試走用としてチューブ入りで使ってた。
2回目以降のオフセットリムでのチューブレスのタイヤ交換(ビード上げ)



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 飯山の試走では雨上がりの路面状況というのも有って練習用のチューブ入りタイヤだとエア圧が高く、土手(キャンバー)部や泥区間ではどうにもグリップしなかった。かといってエア圧を落とすと木の根っこなどでリム打ち(パンク)する可能性が高くなるためエア圧を落とせなかった。 
 しかし、試走用でもある程度は本番用に近くないとコース状況が分からないので、試走用のホイール(タイヤ)もチューブレスにすることにした。

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 練習用のホイールは完全チューブレスホイールのニップルホールレス(シマノ  XT WH-M785 29er)ホイールなので(コンプレッサーを使うため) 楽にビードは上がる。
 (今まではタイヤが非チューブレスのためチューブ入りで使ってたけど)
2回目以降のオフセットリムでのチューブレスのタイヤ交換(ビード上げ)

 チューブレスバルブに交換。(エア漏れ予防としてシリコンシーラントを塗っとく)
2回目以降のオフセットリムでのチューブレスのタイヤ交換(ビード上げ)

2回目以降のオフセットリムでのチューブレスのタイヤ交換(ビード上げ)

2回目以降のオフセットリムでのチューブレスのタイヤ交換(ビード上げ)



 また、本番用のホイールは前輪はオフセット無しのリムのため、チューブレステープは交換無しでビードは楽に上がり、タイヤ交換終わり。
2回目以降のオフセットリムでのチューブレスのタイヤ交換(ビード上げ)



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 やっかいなのはオフセットリムの場合のチューブレスのタイヤ交換。
 オフセットリムだとニップルホールもセンターに無いため一度使ったチューブレステープだとニップルホールの所がエア圧で丸くへこんでしまいここからエア漏れするためコンプレッサーを使ってもビード上げが上手くいかない。(テープは1周巻きでバルブ部だけ重ねてる。)
2回目以降のオフセットリムでのチューブレスのタイヤ交換(ビード上げ)

へこんでる所がタイヤと密着しない為ここからシューシューエアが漏れてビードが「パン!!」と上がらない
2回目以降のオフセットリムでのチューブレスのタイヤ交換(ビード上げ)



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 「テープ交換無しでなんとか上げられないもんかなー?」と考えた末、上げられる方法があったので一応、紹介を。

  ※この方法自体はバイクでのタイヤ交換でビードが上がらない時の手段としての方法の応用です。自転車のタイヤ、ホイールはバイクの太く丈夫なタイヤ、ホイールとは違うのでリムや、スポークの変形、エア圧での工具の外れによる破損、怪我の可能性があります。決して良い方法としては推奨しませんので。


 コンプレッサーを使ってエアを入れる、というのが前提になるけど、用意するのはウエス2枚(ある程度厚みが有る方が良いのでタオル)と荷積み用のベルト(ホームセンターに売ってる)。(ラチェット式の方が楽なので。バイクでの昔から紹介方法だとトランポに車載する時のラッシングベルトを使う。となっているかも)
2回目以降のオフセットリムでのチューブレスのタイヤ交換(ビード上げ)


 タイヤをリムにはめたらラチェット部が(バルブ部を破損させない為)バルブ部の反対側になるようにラチェット部を合わせタイヤにベルトを巻く。 ※ヒモ状の物を巻くよりベルト状の幅がある方がタイヤを押さえやすくエア漏れしにくいかと思う。
2回目以降のオフセットリムでのチューブレスのタイヤ交換(ビード上げ)

2回目以降のオフセットリムでのチューブレスのタイヤ交換(ビード上げ)

 
 ベルトのラチェット部、フック部はタイヤやリムへの傷つきを防ぐためタオルを敷いておく。(※作業中の写真はすでにエアを入れ終わったヤツとか使ってたりしてます)
2回目以降のオフセットリムでのチューブレスのタイヤ交換(ビード上げ)


 ようはベルトを使ってタイヤを締め、タイヤとリムの密着度を上げる訳ですが、注意点が2つ。
 〇1つ目はベルトはタイヤの中心に沿って押し付ける事。この後コンプレッサーでエアを入れるのですが、センターからズレてるとエアを入れてる最中にベルトが外れます。 
2回目以降のオフセットリムでのチューブレスのタイヤ交換(ビード上げ)

 〇2つ目はラチェット式のベルトな為、カチカチ締めてるとかなりキツくまで締まります。しかし締めすぎるとエアを入れた時にエア圧の逃げ場が無くなる為やはりベルトが外れやすくなるし、リムやスポークの変形の原因になります。
 軽くタイヤに密着する程度でエアを入れてみて締め付け具合を調整します。

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 今回は一度では上がらなかったけど、ビードに指で水を塗って再度やったらあっさり上がりました。
 ※エアを入れる時はラチェット部が外れても大丈夫なように段ボールとかで覆って作業しましょう。また、エアを補充してる手から遠くなる(怪我する率が下がる)ためにバルブの対局にラチェット部を持ってきています。
2回目以降のオフセットリムでのチューブレスのタイヤ交換(ビード上げ)



 シクロクロスの700c×32Cタイヤとダウンヒル用の27.5×2.3のタイヤはこの方法でビードを上げてます。ロードのカーボンホイールとかだとリスク高いかも。((チューブレスの)カーボンホイールとか持ってないのでやったことが無い)

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 今朝は暖かかったが、午後から急に気温が下がるようで、長野県でも標高1000m以上の所だと氷点下になるかもって天気予報で言ってるし…
 ウェザーニュースの週間予報だと野辺山は11/21日は予想最低気温はマイナス6℃で最高気温は4℃になってんぜ…(というか明日から最低気温はずっとマイナスになってるし)
 スタッドレス履いてこ… 



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Posted by Billy Goat at 13:15│Comments(0)パーツ・小物シクロクロスメンテ
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