CCM (信州シクロクロスミーテイング) 第4戦 飯山が終わって、次は12/2の第7戦 上山田ラウンド。上山田は河川敷コースなのでアップダウンは少ないが細かなコーナーが多く、それでいて長いストレートもあるという高速寄りコース。飯山より走りやすいがその代わり周回数が多く、こっちはこっちでやっぱり疲れる。
それにしても飯山のレースが終わったら雨が降るという…またも
『レースの時は晴れる』スキルが発動したか。しかし、去年みたいな『泥地獄』状態でも結果を出せる人はやっぱり『上手く、強く、速い』ということなんだろう。
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さて、さて、さて、とりあえず1レースが終わったので、一旦部品を外して水抜きと掃除を。
チェーン、クランク、BBを外したついでにBB裏も清掃。
GTのBB裏は純正状態だとこんな感じにパイプのブリッジだけでなく、板も溶接されている。強度的には良いのだろうけど、下に泥が抜けないのでここに泥が非常に溜まりやすかった。
アルミ板を切って、曲げて、削ってで『フタ』をして泥が溜まらないようにしてる。
この『フタ』と自作チェーンデバイスは効果があったと思う。チェーン落ちに関しては
『ギャップを超えたりした直後のペダルの踏み込みは優しく』を意識してたり、チェーンリングをナローワイドに替えたのもあってか、レースに限らず練習でもチェーン落ちはホントここしばらくは経験無し。
フロントシングルならRディレイラーはスタビ付きのアルテグラ RXじゃなくても自分は大丈夫そう。
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Fフォークも外して掃除。
フォークコラムとクラウンの接続部分はフルアルミのFフォークなので溶接で接続されているけど、ここの穴をそのままにしておくと、この穴に泥が詰まってFホイールの回転の妨げになる。
タイヤとFフォークのクリアランスが狭いのもあったりするとこんな感じになりやすい。
なのでパテを盛って穴を完全に塞いでる。(カーボンFフォークならこんな大穴は開いてないはずだけど)
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ついでに別の話で、Fフォーク内側のキズ。
これは泥が詰まったりして擦れて線キズや塗装が剥げたりしてるけど、中古のフレームセットやFフォーク単品を買う時に
ロードやクロスバイク等でダート走行をしていない車体でFフォーク内側にこんな感じのキズがついている場合はその車体は何かやらかしてる可能性が高いので。
例えば
●横からの強い衝撃(交通事故など)でリムが曲がってタイヤや、リムがフォーク内側を擦ってキズが付いた。
●スポークが折れて線キズが付いた。(スポークの折れ方によってはもっとハブ寄りにキズが付くかも)
●運悪くタイヤの横にクギみたいな長い物が刺さってパンクして内側を擦った。
●何か前輪に異物を巻き込んだ。
●ワイヤーロックをかけたまま走り出した。
●ハブがガタガタなままや大きいリムの振れが有ったまま直さず走っていた。とかいつも前輪をこじるようなダンシングを多用していてハブがガタガタになってタイヤが擦ってた。
●極端に太いタイヤを履いていてクリアランスがほとんど無かった。
●そもそも前輪がFフォークの中心に組付けされていなかった。もしくはリムはフレていないが段差などの衝撃でセンターからずれたまま直さず走っていた。
●実はダートをかなり走行している車体だった。
等々…
わずかな線キズならスポークが折れて直ぐ停車したとかかもしれないけど(それでもスポークが折れるような何かが有った。折れるような状態のホイールを使っていたって事だけど…)
線キズでなくて面キズだったり左右に付いている場合は『そういう状態だということを分かっていて直さず走っていた』っていう扱い方をされていた車体。ということなので。