2019年11月28日
野辺山グラベルチャレンジ ショートツーリング のレポート
さて、さて、さて、11/24に初開催された『野辺山グラベルチャレンジ』今回自分はショートツーリングカテゴリーにエントリーした。
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野辺山グラベルチャレンジは
●レース「ステージ1」と「ステージ2」を共に走行し、各ステージに1つずつ設けられた、合計2箇所の計測区間(SS1、SS2)のタイムを競います。
●ロングツーリング
「ステージ1」と「ステージ2」を走行します。スタートからゴールまでのトータルの所要時間を記録します。
●ショートツーリング
「ステージ1」のみを走行します。トータルの所要時間を記録します。
の3種がある。
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ショートツーリングはレースではないけれど、それでも『とりあえず全く走ったことも無いから、次回のためにトータルでどのくらいのタイムで走れるのか?』ってのが知りたかったので、個人TTな感じで結構踏んでくつもりでいた。
走行に使用したのはシクロクロス車体(GIANT TCX SLR)ではなく、普段通勤で使い、ホイールを履き替えて岩岳のダウンヒルで使ってるマウンテンバイク。
以前書いたように『野辺山の後、週末にまたシクロクロスレースあるし、天候悪そうだし、耐久性、走破性でマウンテンの方が良いかもしんない』って考えでマウンテン。
マウンテンの車体自体は安い車体がベースで、、コンポは積み換えてて旧型の10sと9sのDEOREとM4000ALIVIO 9sがごちゃ混ぜになった2×9s。クランク歯数38×24T リアは11-36T ブレーキは油圧ディスク タイヤは27.5インチの(チューブレスはこれしか持ってないので)岩岳を走ってる時に使ってるFがSchwalbeのHans Dampf (ハンスダンプ)、RがWTBのVigilante(ヴィジランテ) TCS Toughのゴツゴツタイヤ。
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全体的な参加車両はシクロクロスレースで使った車体のまま出てる人や、シクロクロスレースには出ずに(もしくは車体は換えて)グラベルチャレンジにだけ出る人で(グラベルロード、アドベンチャーロード、ダートロード、エニーロード等様々な呼び方があるけどとりあえず『グラベルロード』としときます)グラベルロードで40c前後の太いタイヤ履いてバッグ等付けてる人等のドロップハンドル車がほとんどでマウンテンは少数。
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天候は朝6時位では霧が濃く、
日が出てきてレース、ロングの人達がスタートする7時位では若干霧が薄くなってきていたけど霧雨。
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運営さんの予定よりかなりなハイペースでレースカテゴリーの人達がステージ1を走り終え、スタート地点でもありゴール地点でもある滝沢牧場に帰ってくる。(1時間半を切る位)帰ってきた人達の話を聞くと『道はかなり走りやすく、シクロクロス車で普通に走れる。ここ(スタート地点)は霧だけど、ちょっと上に行くと霧から出て凄い晴れてる。かなり上りはキツイから防寒着は着てると暑いと思う』と。
色々『アチャ~』な感じ。車体もタイヤも(ゴツゴツタイヤなのでタイヤだけで1本800g位の重量が有る)着てる物が上は裏起毛有冬ジャージに裏生地有りなウインドブレーカー、下は冬用インナータイツに防風、防水パンツ。グローブはフリース入りの防水、防風グローブという完全防風防水装備。
スタート前にグローブは予備の薄いのにし、上は前のファスナーを開け、袖はまくり上げて半袖状態にしてスタートって事に。
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9:00頃がショートツーリングのスタートでスタートゲートに並ぶ。
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で、スタート。
昨日走ったシクロクロスのコースをちょっと走り、C1や上のカテゴリーの人達が走ったシクロクロスのロングコースの方を走って牧場から山の方へ上っていく。
ステージ1を走った後で言うと、牧場近辺の道が一番泥だったり荒れてた道のような?
こんなところをガンガン行くもんだと想像してた。
ちなみにコースには所々矢印があるのでそれに従って行けばOK。(そこまで複雑に曲がるってことも無かったし)
『泥ならこのタイヤなら余裕ー』と思っていたが、直ぐに完全舗装路に…(タイヤのヤマがもったいない…)
まだ霧が有り、周りの景色は残念ながらイマイチ。しかし風は無く、寒くもないので走りやすい。
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2㎞位走った所ら辺で横にカメラマンが。
『あ!』と気付いたけど、スカパー!のJスポのグランツール放送の時に現地情報をいつも教えてくれ、この野辺山のオフィシャルフォトグラファーでもある辻啓氏。
なんで辻さんだ、と気づいたかというと、11月末の気温だというのにホントに短パン履いてるから!昨日(シクロクロスの時)も短パンで居て、写真撮って次の撮影ポイントに走って移動-を繰り返してるのを見てたし。『グランツールの放送の時にネタになってたけど、ホントに寒くても短パン履いてんだ。。。』と。
※ちなみにこの時自分の真後ろに居たCANYONのグレイル(二階建てハンドルの)で走っている人を撮影したのが公式HPのフォトギャラリーに画像があるけど、UCIコミッセール ジェレミー・クリスマス氏だった。(超VIP) スタートから淡々と自分の真後ろをついてきてた…
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そして舗装路が終わり、ダート区間に入る。徐々に勾配が上がっていく。すると路肩にStravaののぼりが有る。『ここからStravaの計測区間なのか?』と計測区間に入るが、タイトコーナーを曲がると一段と勾配が上がる。
『さすがにマウンテン車体でこの上りはキッッツイ!』勾配は10%前後。
上りに入って自分のペースが落ちたところで後ろに居たジェレミー・クリスマス氏にサクッとぶち抜かれ遥か前の方に…(レースじゃないんだけれども自分もかなり真面目に上ってた。ってか真面目に踏んでかないと上りがキッツイのよ)
路面はダートでは有るものの踏み固められていてたまにグレーチングが有る。それと数十mおきに雨水を路肩側に誘導するためと思われる厚さ15㎜位のゴム板が道にある。グレーチングよりこっちの方が危ないかな?(画像の黒い帯みたいなのがゴム板、前の方に微かに見えるのがジェレミー・クリスマス氏)
上りが始まった辺りから霧より上に居るため晴れてきて気温が上がる。風は無く湿度は有る為、汗が出てきて確かに暑い!ここら辺からはホント上りの苦行。MAXローギヤ(24×36T)でひたすらクルクル走行…
サイコンにマップを入れててナビにはなってたけど、標高がイマイチ分からないのでこんなのをステムに貼ってた。標高マップ。コレとサイコンの距離数値を見ながら『もうチョイ行けば緩くなって休めるはず…』と自分に言い聞かし走行―。

Strava区間が終わりー
Strava区間が終わった所で一旦止まって写真撮影と汗拭き
SS1(タイム計測区間)だけれども、ショートツーリングは計測無しだし、とてもマウンテンじゃ速く走れるはずもなくひたすら頂上目指し上っていく…
で、スタッフの人が居て『お疲れでーす!ここがフィニッシュですよー!』と。
『え?頂上?上り終わり?』おっしゃー、オワタ―。
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テントでドリンクサービスがあったので『冷たいの下さい』とアイスレモネードをお願いする。んめー!!
標高1900m地点から
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レモネード飲んで汗を拭いて、上着はファスナーを閉めて、再スタート。
『ここからは俺のターン!!』の下りが始まりー。
…と下り始めるものの、直ぐに上り返しが有りトップギアからまたMAXローギアになってヒィヒィ息しながら上ってく…
下りの路面も踏み固められている為速度は上がる。しかしゴム板もあるので、そこはちょっと危ないかも。
タイトなコーナーや道幅が狭くなっている手前にはSLOW DOWNの案内板も出てる
崖下に落っこちる訳にも行かないが、無理のない範囲でペース上げて下っていく。
すると先に行ってる人に追いついたり。
(繰り返しますがレースではないので早く走っても意味ないんだけど)『右、行きまー!』と抜いていくものの…
上り返しでまたぶっ千切られる、と。
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ダートの下りが終わり一般道区間へ。
完全舗装路区間になると下りでもさすがにロードバイクベースの方が速い…
下りで冷えた身体が丁度良い感じに温ったまる。霧も無くなって景色見ながらボケーっと走行。(※コースは規制してないので一般車の走行は有ります)
そんな感じでスタート地点付近に戻ってきた。下りもこんな感じの泥だったら楽しかったのに…(ステージ2には泥区間が有ったらしい)
で、スタート地点の牧場に戻ってゴール!
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面白かったー。
レザインのサイコンのログ。
ま、車体は確かにグラベルロードで40c前後のタイヤのチューブレスタイヤ履いて、ディスクブレーキなら上りも下りも結構なペースでイケるんだろう。コースも良かったため自分は途中でパンク等のトラブルになっている人は見なかった。
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シクロクロスレースもグラベルチャレンジもだけど、エントリーグレードのフレームやパーツ(自分のはTCXのアルミフレーム)で十分結果は出せます。(それを証明したかったし、証明出来たでしょ?)最初っからカーボンフレームじゃなくても大丈夫ですって。
ただし、『ここはこうしといた方が良い、こういう方が良い』ってのはあると思うし、どんなグレードでもちゃんと整備したうえで出場しましょう
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これでもう数日で次のレース。気温も下がってきてて北信の山沿いは雪降ってるとか…また日曜日は泥レースじゃないよな?
Fフォークを替えました
時々チェックはしましょう。ダート走行、ダウンヒル走行車なら尚更。
白馬岩岳 MTBパークに行きました。
野辺山グラベルチャレンジ
2019シーズンはこれで終わった…(自分的に)
小さめなフレームバッグを購入してみました
時々チェックはしましょう。ダート走行、ダウンヒル走行車なら尚更。
白馬岩岳 MTBパークに行きました。
野辺山グラベルチャレンジ
2019シーズンはこれで終わった…(自分的に)
小さめなフレームバッグを購入してみました
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