ヒルクライムレースに出る前に『上り走行練習』以外でやっておいた方がいい事、慣れておいた方がいいと思われる事を今回は書いていきます。
※実際に今までレース中、練習中に起こった事を元に書いていきます。
○スタート、ストップの練習
シューズを固定するビンディングペダルの人は必ず慣れておいて下さい。
速くスタートしようとして焦って、キャッチミス(シューズをペダルにはめられず)してシューズが滑って転倒。は起こります。
また、ストップ(急停止)時でも焦らずシューズを外せるように。
走行中、前の人がボトルを車体に戻す時にミスってボトルを落とし、拾おうとして急停止、なんてことも。(その地面に落ちたボトルを自分が踏めば前輪がスカッと滑っておそらく落車します)
いきなり目の前の人が突然落車とかホントにあるんで…
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○走りながら(漕ぎながら)飲み物、食べ物を飲食する練習
ヒルクライムレースだと坂道を走行している低速で飲食が必要になります。平坦だとペダリングを止めても良いですが、上り坂だと低速走行になっている所にさらに片手走行となる為、フラフラ蛇行になりやすく危険です。
車体からボトルを取る時は下を見なくても取れる位には慣れた方がいいです。コースの状況が解るなら、坂の傾斜の緩い所で補給するというのも手段の一つです。
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○下り走行の練習
ヒルクライムレースはゴールした後は自走で下山となりますが、レーススタッフの方が先導をして何十人かのグループとなって数分おきとかに分かれて下山していきます。
はっきり最初に書いておきます。下山はレースではないので、スピードを出す必要は全くありません。無理に前の人についていこうとは絶対に思わないで下さい。
これは実際にそうなのですが、ほとんどのレースで下山時に落車事故が起こっているそうです。
転倒は無くても段差でのリム打ちパンク、ブレーキ熱でのチューブバースト、ブレーキ熱でのカーボンホイールの破損、この3つのどれかはほぼ毎回自分は見ています。
慣れていない最初は出来るだけグループの後方で下山した方がいいかと思います。(後ろから煽られる感が少ない為、比較的落ち着いて下れる。それでも一番後方で下っててもゆっくり過ぎると次のグループの先頭が後ろから来るけど)
グループ分けの時に一番コースの左端で待機して、自分が前の方に居ても後の人に「先にどうぞ」と伝え、先に行ってもらう。
走り始めたら無理にペダルを漕ぐ必要はありません。下り坂なのでほとんどブレーキを掛けっぱなしになります。※矛盾するような話ですが、ブレーキ掛けっぱなしで下っていて、リムが高熱になり、チューブのバーストの原因になります。
ずっと掛けっぱなしにはせず、先の見通せるような余裕がある時はブレーキを放し冷やすように。
下る前に先導員から言われると思いますが、ブレーキを掛けて続けて疲れたり、指が痺れてきたような時は無理をせず、コースの左端に寄って止まって休みましょう。※ハンドサインが出せれば良いですが、手を放すと危なそうなときは周りの人に『左に寄って止まりまーす!』と大声で伝えて下さい。出来れば後方を確認しながら徐々に左側に寄りましょう。※最初から左端を走るというのもありますが、路面の端には砂、ガラス等が多く溜まっていることが有り、スリップ、パンクの原因になりますし、人が多いと走行ラインの変更がしにくいのであまりお勧めしません。
実際の下山時では複数回先導員が停車して途中で休憩するかと思います。そのときもハンドサインを出すか、声を出して周りの人にも停車するのが解るように。
前を見ず、下を見て走っていると追突します!ホントに。
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下山の時はディスクブレーキが欲しいねぇ。。。残念ながらレース中(上ってる時)はブレーキはほとんど使わないので完全に(ホイールからして)重量物になってしまうけど…
本当の話としてヒルクライムレースでのディスク車は少ないと思います。各社ディスクモデルを出してきたり、軽量車体も増えてきているので徐々に増えていくとは思いますが、
(ここだけで判断できるものではないですが、(とはいえツール・ド・美ヶ原は後半に下り区間が有ってレースの時だと70㎞/hとか出ますが))ツール・ド・美ヶ原2018のチャンピオンクラスでは(確か)約200名居て、ディスク車はおそらく1台か2台。(自分のクラスのスタート時間が後ろだったので)他のクラスのスタートを自分のスタート時間ギリギリまで見てたり、レース中に抜いたり抜かれたりした人の車体を見てたが出場者1700人居てディスクロードは10~15台居るか居ないか位だった。マウンテンサイクリング In 乗鞍もディスクロード車率はおそらく1%位だと思う。(4000人居て40台位とか)
それでも自分は次の車体はディスクにしようかと検討中だったり…自分はガチじゃないので。
『山の頂上まで上ったらゴール』のヒルクライムレースって方が特殊なのかもしれないけど、アップダウンがあるロードレースやロングライド(速さを競うわけでなくて、疲労を溜めずに楽に下れるって事で)ではディスクブレーキの方が良いとも思う…
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曲がる時はコーナーの内側のペダルは上(上死点)にする。これはペダルが地面に接触しての落車を防ぐため。
ツール・ド・フランスに出てる選手ですらコーナーで焦ってペダルを地面に接触させて落車はたまにあります。(ティボー・ピノやロマン・バルデとかがやらかしてる…)
また、9や3時方向の横にしていると、ハンドルを切った時に前輪にシューズが当たり落車の原因になります。(ある程度速度が出ていればつま先に当たるまでハンドル切って曲がることはないかもしれませんが…)
走行に慣れてきたら横にしていた方が段差をバニーホップ(ジャンプ)しやすいかもですが、ジャンプしないで済むならしない方が良いです。リムによろしくない。。。
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○整備の方の話ですが、正しいタイヤへの空気の入れ方とチューブ交換の技術を身につけましょう
普段ルーズなのに「レースで走るのだからタイヤの空気圧は高圧で!」と最初から一気に強いポンピングで空気を入れると、バルブ口付近でチューブが噛みやすくなりバーストします。入れ始めはあまり力を入れずポンピングしましょう。
レーススタート前の朝の集合待機時にほぼ必ずバーストさせる人が居ます
『ゼッケン○○番の方~、タイヤがパンクしているようなので御確認をお願いします~』と恥ずかしいアナウンスをされますので。
その際にもスタートまでにチューブ交換が出来なければ出走できませんから!
※集合場所にはピットサービスが大抵あって修理してくれるかもですが、無料かどうかは不明。また、バーストした時の衝撃でタイヤが裂けたり、車輪に振れが出たり、バーストした衝撃でリムが変形することも有り、リム即死なんてことも。
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文字ばかりの記事ですが、自分一人で転倒したからって済む話でもありませんし、他人を巻き込んでだと尚更です。
場合によってはレースそのものが中止、来年は開催せず。なんて事もありえますので、『エントリー費を払えば、競技ライセンスなど持っていなくても手軽に参加できる。』確かにそうなのですが、ルールやマナーを知らず、守らずで走っていい訳ではありません。
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次回は 『レース前日(受付)について』 でいきます
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オマケ
昨日の夜から大雨、強風注意報が出ていたが、『今日の昼からは天気は回復方向に』の予報だったので、今日は午後が休みだったので雨が止んだので『ウエットコンディションだから、じゃあシクロクロス練だ』と、出撃。
…走り出して10分位したらまたザーザー降りになってきやがった…
いつもの練習場所に到着したが、大きな水溜まりで池になってる・・・
池の隣に空缶を置いていつもの8の字走行を。
今週末はいよいよヒルクライムレースの本番なので、コケて打ち身とかしないように速く走るではなく、バランス走行の方向で走行練習。
走り出して数分もしないうちに雨は止んだ!
さすがにこの路面コンディションなので、普通に8の字走行をしようにも少しは前後荷重、ペダルの踏む強さ等を考えて走らないと、ホイルスピンしたり、フロントが曲がらずまともに回れない。
シクロ練も泥走行も久々だったので、疲れない程度に練習になった。
スリックタイヤからダートタイヤに履き替えて本来走る場所に帰ってきたTCX。
今年の春のプロロードレースではマチュー・ファンデルプールの快走があったりで、トレーニングとしてのシクロクロス、レースとしてのシクロクロスってのが改めて今冬注目されるかも…なんて思ってる。
前回からの続きです。
レース前の準備編 その2
レース前の準備編 その2
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エントリーするイベントHPや案内書に服装、装備品についても規定があるはずです。
ヘルメットはもちろん必須で、被っていないとスタートラインに立たせてくれません。JCF(レースで使用できる)規格品、もしくはSGマーク品である物を使用するように指定があるはず。(ヘルメット自体にシールが貼って有る、無しで判断できます)。
グローブが必須だったり、上着は袖が無ければ不可、下はショートタイプの膝上までの物でないと不可など細かな規定があるレースもあります。気温が低い場合はアーム(レッグ)ウォーマーは可などの規定も有ります。雨の時に着るカッパにも規定があります。(透明でゼッケンナンバーが目視できる物でないと不可など)
服装に関しては自転車用のウェアがやはり自転車に乗る時の事を考えて作られている為、結局は一番快適かと思います。
サイクルジャージだと後ろにポケットが付いていますよね?そこに補給食やスマホ入れてといて走ったり出来ますが、ポケットが無いウェアを着ている場合だとウエストバッグやリュックを背負ってたりする人も居ますが、ベルトが擦れて痛くなるし、リュックは背中が蒸れるし、呼吸がしにくい等あまりお勧めは出来ません。
服装、装備品については各レースの運営さんによって細かな違いがあるので参加規程は必ず読んでおきましょう。
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小物関係でと言うと、まず飲み物を入れるボトルですが、自転車用のレースボトルだといくつか種類があります。
最近は2重構造になっていて保温保冷機能に優れているボトルという物もありますが、大きさの割に容量が少ない為、取り付け取り外しが若干しにくかったり、中が見えない為、飲み物の残量が把握できない物があります。2重構造になっていないボトルでも不透明も物だと瞬間的に残量が把握しにくいと思います。
しかし透明なものが良いかと言うと、夏場は飲み物がすぐぬるくなりますけど…自分はそれでも透明なボトルを使ってます。
ツール・ド・フランスなどのプロのレース中継を見ていると、飲み物が無くなったら手を上げたりしてサインを出すとサポートやチームカーが飲み物を持ってきてくれるので飲み物の残量は気にしない場面も有りますが、ホビーレースのヒルクライムレースではそんなサービスはありません。
コース途中に給水ポイント(水の入ったコップをレーススタッフの人が持っていて手渡してくれる)がありますが、残量を考えずにボトルの飲み物を飲みきっちゃうと次の給水所まで飲み物無しで行かなきゃなりません。
かといって自転車にボトルを複数付けるとそれだけで重量がかさむので、『自分はどのくらいの距離や時間でボトル1本消費するのか』はある程度把握しておいた方が良いです。
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アクションカメラで走行の動画を撮影する。というのが多くなりましたが、カメラの固定は確実に。付けられるなら落下防止の紐を付けときましょう。※車輪には巻き込まないように!
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走りながら食べる補給食は…ヒルクライムレースだと自分の場合は長くても走行時間が90分かからないのでゼリーなどの補給食は持ちません。いつも使っているのど飴だけです。ほどほどに甘酸っぱく、ほどほどにスースーして呼吸しやすい気がするので。1個で大体2、30分位持つのでレース前の待ち時間分と合わせて6個位持ってるだけです。
※少しハサミで切れ目を入れておくと走りながらでも開けやすく、ゴミも落ちにくくなる。
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●レース前に走る以外のやっておいた方が良い(慣れておいた方が良い)事は次回に。
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SIDIのシューズに取り付けた『アップヒール ロードラバーヒール』(長ぇ)。
自分のクリートはスピードプレイで黒いクリートカバーも付けてますが、アップヒールを付けるとかなり歩くのが楽です。
それ以上に楽なのが、和式トイレで楽です。
今朝は寒かったねぇ…気象台の発表だと1.7℃だって?それで昼は20℃超えって温度差が…
去年のGWは部屋の窓を全開にして寝て、朝起きたら風邪ひいてて、治りかけた所に別の菌拾ったらしく肺炎になりかけた。ってアホな事をしてヒルクライムレース初戦の車坂峠ヒルクライムで散々な目になり、その後のレースもイマイチ納得いかない結果だったから 今年は体調には気を付けてるつもり。
さて、さて、さて、ヒルクライムレースへの車体準備って事で、今回はBB、クランク、タイヤ、ホイールを。
まずホイール、タイヤ。
本番用はチューブラーにしているけど、タイヤを見てみると、後タイヤは問題無かったが、前タイヤは一見問題なさそうに見えるがタイヤとリムの接着面(リムセメントで貼り付けてる)を見ると・・・
接着面が乾燥しきっていてタイヤをちょっと剥がす方向に動かすと『パリパリ』っと剥がれる。
去年、前後タイヤは一緒にリムに貼り付けたが、下り走行でブレーキ使ってると前輪に荷重がかかり気味になってブレーキ熱が入るからか前輪だけセメントが乾燥しきった?前輪はタイヤを貼り直した。タイヤ剥がしたので(ずれたりはしてなかったが)センター、フレ等も確認
後輪はスピードセンサー用のマグネットを小型なネオジム磁石に交換。
ホイールを替えてブレーキシューも替える。
ちなみに右側のシューが練習用ホイールので、左側が本番用。練習用、本番用ともアルミリムなのでシュー素材は同じ物(シマノのアルミリム用 R55C4 カーボンホイールなんて持ってません。。。) なんだけど…
シュー表面を本番用(下の写真だと右側の)は削って角度をつけてある。
これは練習用のクリンチャーリムのブレーキ面はCNC加工(ブレーキ面を切削加工して平らに仕上げてある)してあるのでシューはそのまま取り付けて調整すればシューの接触面積が大きく取れるけど、本番用のリム ARAYAのADX-1はブレーキ面がCNC加工がされておらず、リム断面がカマボコ型になっている為、シューを少し削って角度をつけてやらないとシューが部分的にしかリムに接触しないためやっている加工。
下の写真は削ってあるシューの状態。
ちなみにブレーキタッチは固い方が好みなので、ブレーキかけた時の音鳴りや振動が無ければシューのトーインは付けない
次はクランク、チェーンリング、BB
クランクはBBから抜いて清掃。チェーンリングも歯の部分に汚れ(赤マル内の黒い部分)が溜まってるので

拭きとる。っと…

BBは今回は車体からは外さず清掃。(春前の冬眠から覚ます時には外してベアリング内のグリスは替えてる)
BBはウィッシュボーンのネジ式BBだけれども、ベアリングの外側にφ25㎜のベアリングの内径をシマノのクランク軸径φ24㎜に合わせるための『つば付カラー』が付いているけど、本来ならそのつば付カラーはベアリングに圧入してあって特工か何かを使わないと外せないはずだけど、このBBのは工具無しで外せるように加工してある。目的はその方が清掃が絶対的にしやすい為。
※写真撮るために左側からクランク挿してます
普通にクランク軸径をφ24㎜なんて径にせずに、ベアリングの規格の内径のφ25㎜かφ30㎜にしてくれればいいのに
『何が何でもトルクレンチ使って全部マニュアル通りにトルク管理を』って事は無いと思うけど、トルクレンチは有った方が良いです。(自転車整備やる前のバイク、車をやってる時からトルクレンチは持ってた。このデジトルクは自転車とバイク用)
※左クランク、センターキャップの締め付け手順は自分はマニュアル通りにはしていません。『締め付け過ぎず、ガタも無く』が出来ると思う手順でやってます。(写真はイメージです)
シマノからグラベルロード向けの新コンポGRXが登場と!
けどまだ動かんよ?だってそのうちロードのDURA、アルテは12速化するでしょ?その後でグラベルも12速化してくるだろうからそれからでもいいや。
…それに結構いいお値段してるし…
シマノ以外の主要2メーカー、カンパニョーロとスラムは12速化してきた。後はシマノがいつしてくるのかという現状になっているけど、カンパとスラムには思想の違いがあるように感じる。
●中間のギヤを1枚増やしてクロスレシオ化し、ローギア最大(コーラスグレードで)34T、トップギア11Tのカンパと
●カセットのトップギア10Tにして高速化し、チェーンリングの丁数のバリエーションも増やして剛脚プロからホビー用まで使えるようにしているスラム。
以前、『シマノでロードを12速化しても多分コンポ積み替えはしない』って書いたけど、シマノはカンパ方向かスラム方向かのどっちで12速化してくるか?
カンパ方向で中間ギヤを1枚増やすだけなら積み替えは必要なし。よっぽどレースなどで『どうにもギアが合わなくてケイデンスが合わない。脚が疲れる』って人は入れれば良いのでは?
スラムみたいにトップギア10T化しての12速ならいろんな人の走り方、走る場所に合った自転車が作れるのでは?スラム方向なら替えるかも。っていうか、RED eTAP AXSは欲しい(けど高ぇ…)
ただ、トップギア10Tでギャインギャインに踏まれるとチェーンやハブやBBへの負担が凄そうなので耐久性が問題かと。特にフリーボディは流石に今のシマノの形状のままじゃスプロケがフリーボディに噛みこんで厳しいんじゃないか?
なので11速フリーボディを無かったことにして『12速用の新フリーボディになりましたー!! 11速のハブとは互換性が有りません(ハブでの単品販売も有りませんので、またホイールごと買い替えてね)』とかやったりしてね。…いや、やるよな。11速化の時にやったんだから。『(12速でフリーボディが長くなったので)これからロードのエンド幅はディスクもリムブレーキも142㎜に統一していきます』とかも普通にやりそうで怖いわ・・・
ありそうで無かった?油圧用のサブブレーキってのがGRXには有るんだ…
楽なポジションで油圧を体感できる反面、下り走行でステム寄りにハンドルを握ってる状態でブレーキが強く効いちゃうと簡単にフロントからズザーっと逝っちゃいそうだが…
ジロ・デ・イタリアのマリアローザ候補の名が挙がっているけど、チーム イネオスの若手エース、エガン・ベルナルはトレーニング中に鎖骨骨折したそうでジロ出場キャンセルに。あららら…残念…
イネオスは『次時代のチーム作り』を意識した若手中心でのチーム編成。どこまでイケるか。
ベルナル不在だとTTが得意なサンウェブのデュムランとユンボ・ヴィズマのログリッチの二人が本命か。山岳ステージでちょっとタイム差つけられてもTTステージでひっくり返せる位速い。
しかし自分が期待してるのはサイモン・イェーツ。去年の雪辱を果たしてほしい。
また、イケメンスプリンター、カチューシャのキッテルがほぼ事実上の引退に近い感じでチームとの契約を途中解除に。
勝ちまくってたクイックステップからカチューシャに移籍したが、結果が出ていなかったところへ大先輩のトニー・マルティンがカチューシャから今年、ユンボ・ヴィズマに移籍してしまい、『これはキッテル、ヤバいな』とは思ってた・・・
今週末からのジロ、どうなることやら
去年のGWは部屋の窓を全開にして寝て、朝起きたら風邪ひいてて、治りかけた所に別の菌拾ったらしく肺炎になりかけた。ってアホな事をしてヒルクライムレース初戦の車坂峠ヒルクライムで散々な目になり、その後のレースもイマイチ納得いかない結果だったから 今年は体調には気を付けてるつもり。
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さて、さて、さて、ヒルクライムレースへの車体準備って事で、今回はBB、クランク、タイヤ、ホイールを。
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まずホイール、タイヤ。
本番用はチューブラーにしているけど、タイヤを見てみると、後タイヤは問題無かったが、前タイヤは一見問題なさそうに見えるがタイヤとリムの接着面(リムセメントで貼り付けてる)を見ると・・・
接着面が乾燥しきっていてタイヤをちょっと剥がす方向に動かすと『パリパリ』っと剥がれる。

去年、前後タイヤは一緒にリムに貼り付けたが、下り走行でブレーキ使ってると前輪に荷重がかかり気味になってブレーキ熱が入るからか前輪だけセメントが乾燥しきった?前輪はタイヤを貼り直した。タイヤ剥がしたので(ずれたりはしてなかったが)センター、フレ等も確認
後輪はスピードセンサー用のマグネットを小型なネオジム磁石に交換。

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ホイールを替えてブレーキシューも替える。
ちなみに右側のシューが練習用ホイールので、左側が本番用。練習用、本番用ともアルミリムなのでシュー素材は同じ物(シマノのアルミリム用 R55C4 カーボンホイールなんて持ってません。。。) なんだけど…
シュー表面を本番用(下の写真だと右側の)は削って角度をつけてある。

これは練習用のクリンチャーリムのブレーキ面はCNC加工(ブレーキ面を切削加工して平らに仕上げてある)してあるのでシューはそのまま取り付けて調整すればシューの接触面積が大きく取れるけど、本番用のリム ARAYAのADX-1はブレーキ面がCNC加工がされておらず、リム断面がカマボコ型になっている為、シューを少し削って角度をつけてやらないとシューが部分的にしかリムに接触しないためやっている加工。
下の写真は削ってあるシューの状態。
ちなみにブレーキタッチは固い方が好みなので、ブレーキかけた時の音鳴りや振動が無ければシューのトーインは付けない
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次はクランク、チェーンリング、BB
クランクはBBから抜いて清掃。チェーンリングも歯の部分に汚れ(赤マル内の黒い部分)が溜まってるので
清掃前

拭きとる。っと…
清掃後

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BBは今回は車体からは外さず清掃。(春前の冬眠から覚ます時には外してベアリング内のグリスは替えてる)
BBはウィッシュボーンのネジ式BBだけれども、ベアリングの外側にφ25㎜のベアリングの内径をシマノのクランク軸径φ24㎜に合わせるための『つば付カラー』が付いているけど、本来ならそのつば付カラーはベアリングに圧入してあって特工か何かを使わないと外せないはずだけど、このBBのは工具無しで外せるように加工してある。目的はその方が清掃が絶対的にしやすい為。
※写真撮るために左側からクランク挿してます
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『何が何でもトルクレンチ使って全部マニュアル通りにトルク管理を』って事は無いと思うけど、トルクレンチは有った方が良いです。(自転車整備やる前のバイク、車をやってる時からトルクレンチは持ってた。このデジトルクは自転車とバイク用)
※左クランク、センターキャップの締め付け手順は自分はマニュアル通りにはしていません。『締め付け過ぎず、ガタも無く』が出来ると思う手順でやってます。(写真はイメージです)
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シマノからグラベルロード向けの新コンポGRXが登場と!
けどまだ動かんよ?だってそのうちロードのDURA、アルテは12速化するでしょ?その後でグラベルも12速化してくるだろうからそれからでもいいや。
…それに結構いいお値段してるし…
シマノ以外の主要2メーカー、カンパニョーロとスラムは12速化してきた。後はシマノがいつしてくるのかという現状になっているけど、カンパとスラムには思想の違いがあるように感じる。
●中間のギヤを1枚増やしてクロスレシオ化し、ローギア最大(コーラスグレードで)34T、トップギア11Tのカンパと
●カセットのトップギア10Tにして高速化し、チェーンリングの丁数のバリエーションも増やして剛脚プロからホビー用まで使えるようにしているスラム。
以前、『シマノでロードを12速化しても多分コンポ積み替えはしない』って書いたけど、シマノはカンパ方向かスラム方向かのどっちで12速化してくるか?
カンパ方向で中間ギヤを1枚増やすだけなら積み替えは必要なし。よっぽどレースなどで『どうにもギアが合わなくてケイデンスが合わない。脚が疲れる』って人は入れれば良いのでは?
スラムみたいにトップギア10T化しての12速ならいろんな人の走り方、走る場所に合った自転車が作れるのでは?スラム方向なら替えるかも。っていうか、RED eTAP AXSは欲しい(けど高ぇ…)
ただ、トップギア10Tでギャインギャインに踏まれるとチェーンやハブやBBへの負担が凄そうなので耐久性が問題かと。特にフリーボディは流石に今のシマノの形状のままじゃスプロケがフリーボディに噛みこんで厳しいんじゃないか?
なので11速フリーボディを無かったことにして『12速用の新フリーボディになりましたー!! 11速のハブとは互換性が有りません(ハブでの単品販売も有りませんので、またホイールごと買い替えてね)』とかやったりしてね。…いや、やるよな。11速化の時にやったんだから。『(12速でフリーボディが長くなったので)これからロードのエンド幅はディスクもリムブレーキも142㎜に統一していきます』とかも普通にやりそうで怖いわ・・・
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ありそうで無かった?油圧用のサブブレーキってのがGRXには有るんだ…
楽なポジションで油圧を体感できる反面、下り走行でステム寄りにハンドルを握ってる状態でブレーキが強く効いちゃうと簡単にフロントからズザーっと逝っちゃいそうだが…
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ジロ・デ・イタリアのマリアローザ候補の名が挙がっているけど、チーム イネオスの若手エース、エガン・ベルナルはトレーニング中に鎖骨骨折したそうでジロ出場キャンセルに。あららら…残念…
イネオスは『次時代のチーム作り』を意識した若手中心でのチーム編成。どこまでイケるか。
ベルナル不在だとTTが得意なサンウェブのデュムランとユンボ・ヴィズマのログリッチの二人が本命か。山岳ステージでちょっとタイム差つけられてもTTステージでひっくり返せる位速い。
しかし自分が期待してるのはサイモン・イェーツ。去年の雪辱を果たしてほしい。
また、イケメンスプリンター、カチューシャのキッテルがほぼ事実上の引退に近い感じでチームとの契約を途中解除に。
勝ちまくってたクイックステップからカチューシャに移籍したが、結果が出ていなかったところへ大先輩のトニー・マルティンがカチューシャから今年、ユンボ・ヴィズマに移籍してしまい、『これはキッテル、ヤバいな』とは思ってた・・・
今週末からのジロ、どうなることやら
タグ :ヒルクライム
前回からの続きでヒルクライムレース本番に向けての整備って事で、今回はチェーンを。
自分のチェーンの使い方は、本番用と練習用で分けていて、毎年シーズン初戦前に新品に替えてる。
大体レースの2週間前に本番用のチェーンに替えて本番が終わったら外し、練習用に替えて、また本番2週間前に替える・・・というサイクル。で、1年使ったら本番用のチェーンを練習用に回す。という使い方。
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とりあえずヒルクライム用(ゼリウス)の練習用で使ってたチェーンを外す…
真っ黒…これでも週イチ位でサッとウエスで拭いてオイル差してるって使い方なんだけどね…汚れ具合とかは使ってるチェーンオイルにもよりますが…
取り外した練習用のチェーンに合わせて新品のチェーンをカット(チェーンの接続はKMCのクイックリンク)
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次に新品のチェーンの油抜き。
作業内容は書かないけど、ここで言うところの油抜きってのは賛否両論あるでしょうが、自分はやってます。なにをやってるかは大体想像がつくでしょう…
で、作業終了ー。車体に取付。
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次にシクロクロス車体(TCX)の方のチェーン。
こちらはレース向けではないので交換はせず、チェーン洗浄とクランク、スプロケット清掃で終了。
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チェーンについて使ってみてで思う事なんかを。
チェーンはヒルクライム用(ほぼ乾燥ロード用)車体にはDURA 現行だとCN-HG901を使っていて、シクロクロス(ほぼダート使用、その上雨が降ってたら走りに行く)の練習用には105グレードのCN-HG601を今回は使ってる。
ヒルクライム用とシクロクロスの本番用は105等と比べてもそこまでの価格差はないのでDURAのCN-HG901にしてるけど、シクロクロスの練習用を105にしたのは『リンクピンが中空じゃない方がダート走行メインだと砂とか詰まらないんじゃないか?』 と思ったから。
泥走行だと普通にこうなるし。
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↓上DURA CN-HG901、下105 CN-HG601
実際、ダート走行後には洗車をしてるけど、中空ピンじゃない方が洗いやすい。
が、105とDURAチェーンにはもう一つ違いがある。

実物の写真の所ではフラッシュで光ってて分かりづらいけど、105はアウタープレートには表面処理(SIL-TEC)がされていません。(処理されているインナープレートはチタンっぽいシャンパンゴールドになってる)
(シマノでいうところの)SIL-TECはチェーンだとプレート表面をフッ素加工して汚れが付きにくく、落としやすい等の目的で表面処理されていますが、洗車してると結構SIL-TEC有る無しで汚れの落ちやすさが違う気がする。
なので今回は105を使ってると書いたけど、次にダート用のチェーンを替える時はULTEGRAグレードのCN-HG701にしようかと。(本番用も)
CN-HG701だとカタログをみると、プレートは中外ともSIL-TEC処理がされていて、リンクピンは中空でないので砂が詰まりづらい。と一番使いやすそうだと思う。カタログ値で10gの重量差が有るけど耐久性もDURAより有ったり?
ただ、チェーンだったら錆させちゃってたらDURAも無印グレードもないからね…
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チェーン以外の事も記事にはしてないけど(次回以降に書いていく予定)作業は終わってるので、チェーンの慣らし走行を。
平坦のサイクリングロードを力入れて踏まず、軽く回す感じでの走行。
篠ノ井橋スタート→戸倉の大正橋でUターン→北上して川中島の古戦場の横を通り、更埴橋でUターン→篠ノ井橋に戻る で、ほぼ40㎞になる。(上田方向(川上側)からの風がチョイ強い)
途中で心拍計の電池が切れた。。。最後だけ瞬間的に踏んだのでパワー数値が最後だけ尖ってる。心拍もパワーも円グラフは赤く(高負荷)ならないように軽く回してた。
道中、停止する時はインナーローまで落とし、力を掛けずにスタート。走り出したら静かに変速してインナートップまで全部のギアを使い、アウターに入れてアウタートップまでまた全部のギアを使う…の繰り返しでチェーンの角(カド)を取ってるつもり。
200W以下、85~90位のケイデンスで…※パワー、ケイデンスの数値は目安にしてるだけです。この数値が良いなんて根拠は全くありません。
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サイクリングロードを走ってると、篠ノ井橋や千曲橋の所に仮設トイレが!
『サイクリングロードの設備充実化か?』・・・と思ったら、残念ながらそうではなく、大正橋の所で菅傘をかぶって歩いている集団の方々に遭遇。『牛に引かれて善光寺参り』だと思う。確か戸倉上山田温泉から善光寺まで歩いていくっていうイベント。
仮設トイレもよく見るとロープで括って有って、『イベント用で使えません』みたいな事が書いてあった。
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家の戻ってきて、チェーンを見ると40㎞の走行だけれども、汚れはある。ウエスで拭いてやると…
分かり辛いけど、キラキラした粉がついてる
次は山を回す感じで上って、下りの時にブレーキ(パッド)の慣らしとハブとクランクのグリス飛ばしを…
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プロロードのレースを見てると、CCCのエース グレッグ・ヴァン・アーヴェルマートの走り方が変わった?
アムステルゴールドレースでのマチュー・ファンデルプールの走りからの影響か、ヴァン・アーヴェルマートの走りが攻撃的になってるような・・・
早い(ゴールまで遠い)所から単独でもアタックしていくのが目立つようになった。(いつもの)パターン化してしまうレースではなくて面白い。
ツール・ド・ヨークシャーの最終ステージ、ゴール直前でイネオス(前 チームSKY)の選手と何か話してたが『このまま(後ろに追いつかれないように)牽制無しで行こうぜ』か『総合(優勝)はお前にやるけど、ステージ優勝は俺にくれ』のどっちだ?
お、そしてもうジロ・デ・イタリアが開幕か。
今日はまた暑いやねー。
平地は春も終わりな時期になってきたけど、乗鞍スカイラインの4/30の除雪作業の画像がでてたけど、完全に冬の景色だな。。。(上れる(走れる)んかな…)
これは雪壁の名所、S字の所を上から撮ってると思うけど、積雪は8.4mあるとの事。
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さて、さて、さて、栂池ヒルクライムに向けてゼリウスを本番仕様にしてくのと、シクロクロス車のTCXにスリックタイヤ履かせて乗鞍スカイラインを上る仕様にしていくってことで作業を。
まずはTCXの方を。ホイール履き替えと駆動系の清掃が主な作業。
≪シクロクロス車のTCXにスリックタイヤ履かせたらフレームとのクリアランスはどのくらい有るのか≫ってのを参考までに。
ホイールは700cで(※前後とも純正ホイールではありません)リム内幅は前後とも19㎜表記、タイヤはパナレーサーのComfyの28c。タイヤ幅はホイールに組んで90psi 入れた状態の実測でも約28㎜。
まず前輪(タイヤ細めでスカスカに見えるがしょうがないね・・・)
Fフォークとのクリアランスは縦で約30㎜
横は約16㎜
続いて後輪
バックホーク(シートステイ)とのクリアランス片側約18㎜
BB裏でのサイドクリアランス約15㎜
前側の(BBシェルとの)クリアランス約60㎜
※この車体はフロントシングル仕様にしてるため60㎜クリアランスが有りますが、Fダブルチェーンリングの場合だとFディレイラーやシフトワイヤーが有るとクリアランスは狭くなります
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チェーン周りも清掃したけどチェーンの事は次回にします。(ヒルクライム用のも一緒にやった)
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とりあえずスリック仕様にしたTCXで山を上ってみる。
『そういえば、今年はまだ聖湖行ってないなー』ってことで、聖湖まで行くことに。
篠ノ井橋スタート→千曲川CR→国道403号で普通に聖湖までのルートで
さすがにヒルクライム用の車体とは違うので重いやね・・・
ゴールは聖湖だけど、KOMは聖湖より手前の37号カーブなのでそこまで踏ん張る。(写真は下りの時に撮った)
乗鞍スカイラインはレースの試走ではなくのんびり写真撮って休憩しながら上るつもりなのでまぁ、問題ないでしょう。問題なのは天候と路面状況だな…
帰り(下り)は軽いギアに入れてギャインギャインに回して各部のグリス飛ばす感じで。
それにしても暑っ…半袖でよかったな
さて、さて、さて、5月になってGWも半分終わって、連休はないがまだ仕事は少ないので『GWっぽい事やっとこう』と思い、自転車で白沢洞門まで上ることにしましたよ。(新元号ネタは書きませんよ。)
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とはいえ、休みではなく夕方前から仕事があるため、家から全行程自転車ってのも時間的、体力的にちょっと厳しいので、中条の道の駅を基点にぐるっと一周コースで。
中条の道の駅スタート→小川村役場方向へ→小川アルプスラインで『アルプス展望広場』へ→そのまま県道36号を走って国道406号の鬼無里方向へ→406号をひたすら上って『白沢洞門』へ→406号を下ったら白馬方向へ行かず、途中のY字を左に行き『サンサンパーク白馬』へ→県道33号(オリンピック道路)を走って中条の道の駅に戻ってくる約57㎞。
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一応『白沢洞門からの白い山が見たい!』ってのが一番の目的だけど、乗鞍スカイラインと栂池ヒルクライムを走る前の『15㎞超の上りに体を慣らしておこう』という練習目的でもある。なので(自分的には)サイクリングペースでは走ってないよ。
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まずは中条の道の駅をスタートして小川村役場方向にオリンピック道路から外れて小川アルプスラインで『アルプス展望公園』まで上り。
いつもなら入り口のシェルのガソリンスタンド曲がって少ししたらフロントインナーに落としてるけど、行けるところまでアウターで踏ん張る。
途中の桜を一枚。日中日当たりの悪い所はギリギリ散り始めの山桜だった。他の所は大体半分くらい散ってる。
『アルプス展望公園』に到着ー。中条の道の駅から丁度10㎞位の距離。
松本方向には雲が有るけど山にはかかってないので良く見える。さすがにGWなので県外ナンバーの車が多い。
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そして山頂の『星と緑のロマン館』を目指して3㎞ほど上る。途中で同じジャージ着た(カップル?)が上ってた。ガンバレー。
で、下りに。下りは道幅狭いし、GWでいつもより車、バイクが多い。
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鬼無里方面、国道406号に出て左折。ゆるゆると、だけど白沢洞門まで約16㎞位上り基調になる。
『いろは堂』から約4㎞走った所にある『冨久屋商店』で一旦休憩。
この商店(自販機)はよくネタになってるけど『最後の補給地』。
なんせ看板が『鬼無里 最終の店』になってるから。。。
自販機でジュース買って飲んでたら途中で追い抜いた人にまた抜かれた。(ってあの人は休憩しないのか・・・)
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水分補給したらここからは練習モードで!白沢洞門までをアウターで踏んで回してで上っていく。
(道や白沢洞門までの距離を覚えてないんだけど)白沢洞門が見えて『やっと上り終わりかー』と。
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トンネルくぐってくと、さすがに人が多いや。車もバイクも自転車の人も。みんなトンネルから写真を撮るっていう。
(トンネルをくぐってる写真は以前撮ったものを使ってます)
若干雲が有るけど見れたよ、この景色が。
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ちょいっと休憩したら下りへ。白馬駅方向へは下らず、途中にあるY字を左に行き『サンサンパーク白馬』を目指す。(にしても白馬側からも自転車が上って来る来る。)
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『サンサンパーク白馬』からはオリンピック道路を下り基調でー。
…なんだけど向かい風強っ。。。それに車多い!
で中条の道の駅に到着ー。
道の駅でちょっと休憩して帰路についたけど、国道19号が長野から白馬方向は小松原のトンネルから笹平トンネル位までずっと渋滞で繋がってる。。。(GWやお盆だと大体こんなだけど)
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今日(5/3)の服装はヘルメットのインナーキャップは無し、上はノースリーブのインナーに春秋の薄い長袖ジャージ、グローブは春秋用のロングで上ってる時に暑かったら外し、下は春秋用の薄いロングビブ、シューズのトゥカバー等は無し。
下りの寒い時にウインドブレーカーを着るだった。
午前中の走行(8時頃スタート~11時頃ゴール)だったので白沢洞門へ向けて上ってる時は若干風は涼しかった。それでも自分なら半袖ジャージにアームウォーマーでも走れた気温だと思ったけど。
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これでGWは雨は無いみたいだから、シクロクロスのTCXはダート用のタイヤからロード用のタイヤに換えてGW明けに行く予定の乗鞍スカイラインに向けて坂上り仕様にして、あとは栂池ヒルクライムに向けてボチボチ本番用のホイール、チェーンの準備をしてきますか!
自分は連休ではないけど、GWということで色んな所でイベントやったり、特に今年は『元号の変わり目』ということで、何か年末みたいな感覚になってる。。。
にしても、TV見てると『平成最後の』という言葉を1時間のうちに何回聴くんだ?
(番組名が『平成最後の~』だったり、画面に5月1日の0時までのカウントダウンが出てるし…)
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休みではなかったので長居は出来なかったが昨日(29日)、Mウェーブでやってる『長野 ノスタルジックカー フェスティバル 2019』に行ってきた。
ここにはなんだかんだで大体毎年見に行ってるけど、今年は 「スカイラインGT-R」&「フェアレディZ」誕生50周年記念で 「R32スカイライン」誕生30周年記念ということで、その2車種の展示が多かった。
会場に入って歩いてると直ぐ午前中のパレードランの時間になったため、展示車両がエンジンをかけ始め外へ移動していく。(屋内でエンジンかけるので換気扇回してくれ。な感じ)

展示車両の写真は載せないけど、面白そうだったのは、モトコンポのフレームを延長させて125cc位のエンジンを載せてるのがあった。(まだ製作途中なので走れなさそうだったが。)
モトコンポはウチにも実は在る。当時モノのキタコの60ccキットに換装してちゃんと黄色ナンバー登録してるのが。(昔のエンジンなので60ccでも45㎞/h位しか出ないが。もう何年も動かしてないのでエンジンはダメだけど)
それをエンジンを積み替えてレストアしてのんびり乗りたいってのが今後の野望の一つでもある。(ブレーキ強化しないと止まらないが。マジで。)
モトコンポ(モトコでも通じるかもしれませんが)については別の所を参照してください。『もとこおおおお!!!』(バトー)で引っかかるかもしれませんが。
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こういうレストア系なイベントを見てると、『何か部品造ったり、整備したり、組み立てたり』ってのが好きなので、『なんか作業したくなる病』が発症してしまい、『去年シクロクロスで使ってたGTをロード用にして街乗りチョイ乗り用にするかー』になってしまった。(車、バイクだと作業スペース、金額がかかるが、自転車だとそんなにスペース取らないし、パーツをかき集めれば金額を掛けずに1台分にはなる。) …作ったら置き場所は?…
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作業中に写真撮らずにあーでもない、こーでもないとやってて細かな部品は付けてないけどとりあえず復活。
2×10s、機械式ディスクで『チョイ乗りから坂でもイケるだろう』な仕様。
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※コンポ組合せは一応動く。なので、正しい組合せではありません。
駆動系は
クランク スギノOX901(軸φ24㎜のがこれしかなかった。もったいない…が、使わないで置いといてもしょうがないので使う)
チェーンリング 50-36T
チェーン CN6701
スプロケ CS-HG62 34-11T(手持ちの10sスプロケがコレしかなかった)
FD FD5700
RD RD-R3000-GS
チェーンリングはフロントインナー36Tだけれどもスプロケ最大ローギアが34Tなのでギア比約1.06となり、インナー34T、リア32Tの場合とほぼ同じ。
フロントアウターは50Tでスプロケトップギア11Tの時だとチェーンのリンク数が1リンク多い感じだけれども
1リンク短くするとフロントアウター、スプロケ最大ローの時で短くなってしまうためリンク数はローギア側に合わせてる。
フロントインナー36Tにしてるので、スプロケトップ11Tのポジションでもチェーンはたるまないのでプーリーもチェーンステーも大丈夫。多分無理だと思って試してないが、インナー34Tだとチェーンがたるんでしまい、プーリー部分で接触するかも。
リアディレイラーはRD-R3000GS SORA。9s用だけれども10sの最大ローギア34Tでも引ける。旧ロード10sのシフトワイヤー引き量で使えるというのがミソ。
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シフトケーブル、ブレーキケーブルはもともとフルアウター仕様だったので、防水性も有る。
BB後ろのフロントシフトアウターのエンド部分はシマノのスモールパーツ『ノーズ付きアウターキャップ&ラバーシールド』ってのを使って更にチョコッと細工してフロントシフトケーブルに追加で防水加工してある。(これをやっておかないとシフトインナーワイヤーをつたってBB下でワイヤー内に水が溜まる)
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(

わずかにブレーキの引きに影響が有るけど、ラバーキャップをかぶせてここも防水加工を。

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『GTを街乗り仕様に』というのは、正直なところ急にやろうと思っていたわけでは無く、ノスカー(ノスタルジックカーフェス)でスイッチが入ってしまっただけ。
車体構成で、
●アルミフレームでカーボンみたいに気を遣わずコケてもOK(手荒に扱うつもりはないが)
●鉄のように錆にも気を遣わず(乗りっぱなしにもしないが)
●ディスクブレーキで長い下りもダートも雨もOK
●ケーブル類がフルアウターで防水防寒性が高く、フレームなどにパッキングしてもインナーケーブルの動きを妨げない。ハンドル周りには触覚シフトワイヤーなのでバッグを付けづらいが…
●ダート系タイヤも35c位の太さなら泥除け無しなら履けるフレームとタイヤのクリアランス
●逆に街乗り用の細めのスリックタイヤを履いてもフレームとタイヤクリアランスが有りすぎずスカスカに見えない
●キャリア、泥除け用のダボも有り
●純正では多分無い50-36Tのフロントダブル、スプロケ34-11Tのワイドギヤである程度の高速も坂も走行可能。
って感じに組めたので『チョイ乗りから山や荷物積んでのロングなど大抵のことはコレ1台で済むだろう』って使い勝手が良さそう。ってのがあった。
ホントに数ヶ月かかるような長距離旅行で『途中でフレーム修理でアセチレン(溶接)やTIG(溶接)で直す』なんてのは無理だけど。(TIGは出来なくはないが)
マイナス面はほぼ完成の写真の状態で車重が10.5㎏程と似たようなリムブレーキのアルミロードと比べるとやはり重い。重い要因のほとんどが車輪系だけれども。(前後スポーク32本で、ハブ軸、フリーボディも鉄の無名な前後ハブ、特別軽くないリム、28cの普通のタイヤ等)
あとフロントフォークもフルアルミ。
ホントに長距離で使う予定が有ったらフロントハブをディスクのハブダイナモにしてホイール組んでしまおうか。(前後クイック固定なのでハブダイナモは普通に有る)なんて考えてる…
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…っと、『桜のAACR』が終了して記事や報告が各所に載っていますが、良かったことだけでなく、問題点もあるようです。それは参加者からでなく、地域住民の方からの『参加者のマナーが悪い』という苦情のようです。内容は公式HP http://aacr.jp/ のTOPから見ることが出来ます。
千曲川サイクリングロードでも同じことが最近多くなっている気がします。
『春になって新しく自転車に乗り始めた』『GWでサイクリングロードを使ってちょっと長距離走行を』という感じでサイクリングロードを走る人が増えましたが、
〇『複数の横並びで走っている』が非常に多いです。あと通学車のスマホ、ヘッドホンの『ながら走行』
走っている自分とスライド(すれ違い)する時に『危な!』と声を出してフラついている人が居ましたが、危ないのは左端を真っすぐ走っていた私ですか?それとも3人でセンターラインを越えて横並びになり、前を見ずにスマホ画面や話しながら横を向いて走っているそちらのどっちが危ないんでしょうか?
〇サイクリングロードに限らず夜間、暗い時などもライトを点灯させずに点滅で走っているスポーツバイクが多い事。夜間のライトの点滅での走行はどんなに明るかろうが無灯火扱いです。バッテリーの減りを気にして点滅にしているのかは知りませんが、点灯にして下さい。点灯と点滅で2つライトを使うのはアリです。
『パリ~ルーベ』も勝者予想が全く当たらずで終わってしまった…『最後まで先頭で生き残ってる人が勝つ』という事か…
にしてもレースのLive映像でパヴェ(石畳)区間の所になると『ゴゴゴゴ』って振動の音が風切り音みたいに鳴ってる…ロードバイクのレースで路面走らずに芝生の上を走る方がまだマシってどんなレースだよ…
サガンはハンガーノックか力を使いきっちゃったのか最後についていけずで連覇ならず。あの体でも体調不良で体重が年明けより減ってたんだと。腕や胴は前より太くなってるように見えたが…
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さて、さて、さて、朝も日中も気温がかなり上がるようになって桜の開花が一気に進んできた。
4/8でこの位の咲き具合だった所が
今日見たらここまで咲いてる。
『じゃあ天気良いから、県道390号の奥の方、大花見池まで行って、戻り途中でアルプスの写真を撮るか―』と。
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アルプスって言うと、今週末4/20、21にAACR 桜のアルプスあづみのセンチュリーライドだったのね。21日は長野マラソンと被ってるけど…
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篠ノ井橋スタートで。手前の山にアルプスが隠れちゃってるけど、もうチョイ見える所へとー。それにしても今日の長野市街地は雲一つない快晴。
県道390号のループを上る前に桜をバックに一枚。この場所は桜が少し下に植わっているので丁度枝の所が視線に来るというスポット。まだ満開ではなく7~8分咲きといったところか。

390号を上る。流石に上ってる時は暑く、グローブは指切りでよかった。頭にインナーキャップも被っていたけど途中で外した。
いつもならループ橋を上った先のY字を右に行くけど左へ直進。
Y字から約4.6㎞走ると大花見池。勾配は0~約6%位、大花見池の手前最後が9%位のが瞬間的に有るくらい。
少し進んだところから道幅が狭くなって緩やかに上りになっていく。例年はここの日陰部分に雪解け水が流れてるが今日はもう無かった。

山側の日陰部分にほんの少しだけ雪が残ってた。池までの路面には雪解け水は無かったが、一昨日の雨で若干の水溜まりが、昨日の強風で木の枝が多く落ちてた。

大花見池に到着ー。(大花見池って名称だけど、湖畔に桜は無いんだよねぇ。。。)
相変わらず鯉は大量に居る。(捕るのは禁止です)
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ここからは下り基調。県道395号を走っていくと途中でこんな撮影ポイントがある。ここが今日の目的地。

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・・・が、この雲の無いアルプスを見てたら『これなら小川村のアルプス展望広場へ行けば良かったー』と今更気付く。。。
『ここまで晴れてることはそうは無いから、今から自転車じゃ遅いから、家に戻って車で再出撃するべ!』と家に戻り車でアルプス展望広場へ。
で、到着ー。

(パノラマ撮影のを2つ繋げてもまだ入りきらない)
雲は全くないが、若干時間が遅かったため、山が日陰になっちまったい!
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山を見てたら年配の夫婦の方が居て色々話に。
なんでも今日の長野の天気が良いのを予報で見て、夜明け前に千葉の市原からアルプスを見に来たと。明け方の6時頃のオレンジの山を見てその後、一旦白馬方向へ下り、ぐるっと回ってまたここ(アルプス展望広場)まで戻ってきたって。それで今度は日の入りの時の山を見るつもりなんだそうだ。
『・・・ん?』
『白馬方向へ下ってまたここまで上ってきたって仰いましたけど、白沢洞門って所通って白馬へ行きました?』と聞いてみた。
すると
『ええ、トンネル出た所に車停めて、トンネルから写真撮りましたよー』と!
『!!もう道には雪はないです?よね?』って聞くと
『路肩に少しあるくらいで道には無いです』と。
・・・『行くか。』
多分、時間的に山は日陰になってるだろうけど、せっかくだからな。と
そこでご夫婦に『じゃあ、白沢洞門へ行きます』と別れ、鬼無里方向へ下り、白沢洞門まで上る。
到着ー。西日になってたがそれでも『窓』、『額入りの風景』が見れたぜ。
『朝から休みで天気良ければ自転車で来て、白い山見れるんだけどなー』と思いながら白馬を回って帰るっと。。。
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AACRを走る人はもっと近くで山を見れるし(桜は白馬はちょっとまだ早いかな…)、長野マラソンを走る人は五輪大橋の辺や典厩寺の辺の千曲川CRを走ってる時に白い山を見れるでしょう。マラソンコース沿いなら桜は満開かもしれません。
桜や山を見ててコケないようにね。。。天気が良いことを祈るのみ。。。
今朝は走れる時間があったので茶臼山へ表、裏の往復走。
にしても、まだ朝の気温は寒いねぇ…いい加減冬グローブ、シューズカバー無しで走れるような気温まで上がってもらいたい。
一応サイコンの気温データを見ると3~5℃位だったようだけど、上ってれば暑くなるが、下りは冷える。
茶臼山表
心拍数が途中まで誤表示(数値低い)してる
裏
茶臼山の裏はふもとの7-11の隣の選果場からスタートしてるけど、スタートしてから約2㎞の所で道路端の排水溝が落ち葉で詰まっているようで溢れて道路に水が流れてた…
裏は『20分切るようにー』でやってたけど出来なかった。おおよその目安として表で19分、裏で20分切るタイムで走れればヒルクライムレースに出れば上位25%位には入れる位なはず。
自分は出せたことはないけど表で16分、裏で17~18分くらいだと10%に入れるんじゃなかろうか?(自分のベストが表で17分切った位で去年の『マウンテンサイクリング IN 乗鞍』が上位14%だった。)
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冬物ウェアも片付けたいが、GW明けに行く予定の乗鞍スカイラインはガチ冬装備で上るから片付けられん…
今日の日中の予想最高気温は長野で19℃だったが、明日の天気予報は『ところにより雨か雪』とそろそろ雪は終わりにしてもらいたい。
この前の夜の吹雪は『オイオイ(汗)』な降りだった。長野市南部市街地は翌朝積もらず済んだが。
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さて、さて、さて、今日は2時間位走れる時間があったので、また稲荷山から信更方面でぐるっと走ることに。

標高データ
篠ノ井橋→千曲川CR→斉の森交差点から千曲川展望台→国道403号を下って→県道390号のループ橋へ→県道70号へ出て信田の選果場の前を通って→石川地区を抜けて→茶臼山を南から上り→茶臼山を下る の約35㎞。
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千曲川展望台から国道403号(普通に聖湖へ行くルート)には先日雪が降ったけど、路肩は濡れてはいるものの、走行路面には雪解け水は無しのドライ路面。
他の個所も雪解け水は無し。
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今日は信更地区へ下って来た後は川カン横を通らず県道70号を下ったので、こっちのルートの案内を。
※今日は交差点や信号では止まったが、それ以外はノンストップで走行してたので画像はグーグルのストビュー画像です。
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信更地区へ出てJAの信田選果場前 正式名称『JAグリーン長野信田支所信更流通センター』を通過。自販機有り。今日の走行ではボトル1本飲みきらないので水補給は無しで通過。
その後は少し道幅が狭くなった後下りに。そのまま道なりに下っていくと変電所のそばに出るけど、途中で左に曲がる所が有るので左折。下りながらの左のタイトコーナーなので、曲がる前の直立状態の時に後ろ荷重にして十分に速度を落とし、左クランクを上(上死点)にして注意して曲がって下さい。雨上がりだと路面に砂が流れている場合もあり気を抜いていると多分コケます!
ここを左折せず変電所の方へ出ると直線的な広域農道を走って篠ノ井方向へ行けますが、車道の左端を走っても車との速度差がかなりあって気を使い、路面にも端の方だと砂やガラスが多くあるのでパンクリスクもあるので広域農道は通らず、道幅は狭いが石川地区の集落を抜けて走る方が気が楽。
但し、農作業等で自宅から道に出てくるジイちゃん、バーちゃんが多いので注意!
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そのまま道なりに走っていけば篠ノ井西小の南側、(以前はコンビニだった所の)信号に出ますが、そこまで行かずに途中に分かりづらいけど左側に白い『川柳将軍塚古墳入り口』の看板がある所を左折して茶臼山を南から上る。(下の画像の左奥から走ってくるはずなので電柱で看板が隠れてしまい分かりづらいが。。。)
Uターンするような感じで左折してちょっと走るとY字になるので右へ(白いコンクリ路面が見える方へ)
(白いコンクリ路面の辺から上りがキツくなるけど)少し行くとT字になるので右へ
そこからは道なりで上り。(『グリーンヒル』という介護施設へ行くルートという感じ)
ここは茶臼山を普通に東側から上るルートより距離は短くなる(約1.5㎞区間)けど、勾配はこっちの方がキツイ。介護施設の前を通過すると通常の茶臼山へ上るコースに繋がる。(動物園へ行く途中にある小さな火の見やぐらの所に繋がる)道幅は広くないので下ってくる車には注意。(勾配がキツくても勾配が緩いアウト側(右側)へ逃げたりせず、左端をライン走行するのも練習のうち)
このルートはグーグルのストリートビューだと途中が繋がっていないけど通れます