今朝は寒かったねぇ…気象台の発表だと1.7℃だって?それで昼は20℃超えって温度差が…
去年のGWは部屋の窓を全開にして寝て、朝起きたら風邪ひいてて、治りかけた所に別の菌拾ったらしく肺炎になりかけた。ってアホな事をしてヒルクライムレース初戦の車坂峠ヒルクライムで散々な目になり、その後のレースもイマイチ納得いかない結果だったから 今年は体調には気を付けてるつもり。
さて、さて、さて、ヒルクライムレースへの車体準備って事で、今回はBB、クランク、タイヤ、ホイールを。
まずホイール、タイヤ。
本番用はチューブラーにしているけど、タイヤを見てみると、後タイヤは問題無かったが、前タイヤは一見問題なさそうに見えるがタイヤとリムの接着面(リムセメントで貼り付けてる)を見ると・・・
接着面が乾燥しきっていてタイヤをちょっと剥がす方向に動かすと『パリパリ』っと剥がれる。
去年、前後タイヤは一緒にリムに貼り付けたが、下り走行でブレーキ使ってると前輪に荷重がかかり気味になってブレーキ熱が入るからか前輪だけセメントが乾燥しきった?前輪はタイヤを貼り直した。タイヤ剥がしたので(ずれたりはしてなかったが)センター、フレ等も確認
後輪はスピードセンサー用のマグネットを小型なネオジム磁石に交換。
ホイールを替えてブレーキシューも替える。
ちなみに右側のシューが練習用ホイールので、左側が本番用。練習用、本番用ともアルミリムなのでシュー素材は同じ物(シマノのアルミリム用 R55C4 カーボンホイールなんて持ってません。。。) なんだけど…
シュー表面を本番用(下の写真だと右側の)は削って角度をつけてある。
これは練習用のクリンチャーリムのブレーキ面はCNC加工(ブレーキ面を切削加工して平らに仕上げてある)してあるのでシューはそのまま取り付けて調整すればシューの接触面積が大きく取れるけど、本番用のリム ARAYAのADX-1はブレーキ面がCNC加工がされておらず、リム断面がカマボコ型になっている為、シューを少し削って角度をつけてやらないとシューが部分的にしかリムに接触しないためやっている加工。
下の写真は削ってあるシューの状態。
ちなみにブレーキタッチは固い方が好みなので、ブレーキかけた時の音鳴りや振動が無ければシューのトーインは付けない
次はクランク、チェーンリング、BB
クランクはBBから抜いて清掃。チェーンリングも歯の部分に汚れ(赤マル内の黒い部分)が溜まってるので

拭きとる。っと…

BBは今回は車体からは外さず清掃。(春前の冬眠から覚ます時には外してベアリング内のグリスは替えてる)
BBはウィッシュボーンのネジ式BBだけれども、ベアリングの外側にφ25㎜のベアリングの内径をシマノのクランク軸径φ24㎜に合わせるための『つば付カラー』が付いているけど、本来ならそのつば付カラーはベアリングに圧入してあって特工か何かを使わないと外せないはずだけど、このBBのは工具無しで外せるように加工してある。目的はその方が清掃が絶対的にしやすい為。
※写真撮るために左側からクランク挿してます
普通にクランク軸径をφ24㎜なんて径にせずに、ベアリングの規格の内径のφ25㎜かφ30㎜にしてくれればいいのに
『何が何でもトルクレンチ使って全部マニュアル通りにトルク管理を』って事は無いと思うけど、トルクレンチは有った方が良いです。(自転車整備やる前のバイク、車をやってる時からトルクレンチは持ってた。このデジトルクは自転車とバイク用)
※左クランク、センターキャップの締め付け手順は自分はマニュアル通りにはしていません。『締め付け過ぎず、ガタも無く』が出来ると思う手順でやってます。(写真はイメージです)
シマノからグラベルロード向けの新コンポGRXが登場と!
けどまだ動かんよ?だってそのうちロードのDURA、アルテは12速化するでしょ?その後でグラベルも12速化してくるだろうからそれからでもいいや。
…それに結構いいお値段してるし…
シマノ以外の主要2メーカー、カンパニョーロとスラムは12速化してきた。後はシマノがいつしてくるのかという現状になっているけど、カンパとスラムには思想の違いがあるように感じる。
●中間のギヤを1枚増やしてクロスレシオ化し、ローギア最大(コーラスグレードで)34T、トップギア11Tのカンパと
●カセットのトップギア10Tにして高速化し、チェーンリングの丁数のバリエーションも増やして剛脚プロからホビー用まで使えるようにしているスラム。
以前、『シマノでロードを12速化しても多分コンポ積み替えはしない』って書いたけど、シマノはカンパ方向かスラム方向かのどっちで12速化してくるか?
カンパ方向で中間ギヤを1枚増やすだけなら積み替えは必要なし。よっぽどレースなどで『どうにもギアが合わなくてケイデンスが合わない。脚が疲れる』って人は入れれば良いのでは?
スラムみたいにトップギア10T化しての12速ならいろんな人の走り方、走る場所に合った自転車が作れるのでは?スラム方向なら替えるかも。っていうか、RED eTAP AXSは欲しい(けど高ぇ…)
ただ、トップギア10Tでギャインギャインに踏まれるとチェーンやハブやBBへの負担が凄そうなので耐久性が問題かと。特にフリーボディは流石に今のシマノの形状のままじゃスプロケがフリーボディに噛みこんで厳しいんじゃないか?
なので11速フリーボディを無かったことにして『12速用の新フリーボディになりましたー!! 11速のハブとは互換性が有りません(ハブでの単品販売も有りませんので、またホイールごと買い替えてね)』とかやったりしてね。…いや、やるよな。11速化の時にやったんだから。『(12速でフリーボディが長くなったので)これからロードのエンド幅はディスクもリムブレーキも142㎜に統一していきます』とかも普通にやりそうで怖いわ・・・
ありそうで無かった?油圧用のサブブレーキってのがGRXには有るんだ…
楽なポジションで油圧を体感できる反面、下り走行でステム寄りにハンドルを握ってる状態でブレーキが強く効いちゃうと簡単にフロントからズザーっと逝っちゃいそうだが…
ジロ・デ・イタリアのマリアローザ候補の名が挙がっているけど、チーム イネオスの若手エース、エガン・ベルナルはトレーニング中に鎖骨骨折したそうでジロ出場キャンセルに。あららら…残念…
イネオスは『次時代のチーム作り』を意識した若手中心でのチーム編成。どこまでイケるか。
ベルナル不在だとTTが得意なサンウェブのデュムランとユンボ・ヴィズマのログリッチの二人が本命か。山岳ステージでちょっとタイム差つけられてもTTステージでひっくり返せる位速い。
しかし自分が期待してるのはサイモン・イェーツ。去年の雪辱を果たしてほしい。
また、イケメンスプリンター、カチューシャのキッテルがほぼ事実上の引退に近い感じでチームとの契約を途中解除に。
勝ちまくってたクイックステップからカチューシャに移籍したが、結果が出ていなかったところへ大先輩のトニー・マルティンがカチューシャから今年、ユンボ・ヴィズマに移籍してしまい、『これはキッテル、ヤバいな』とは思ってた・・・
今週末からのジロ、どうなることやら
去年のGWは部屋の窓を全開にして寝て、朝起きたら風邪ひいてて、治りかけた所に別の菌拾ったらしく肺炎になりかけた。ってアホな事をしてヒルクライムレース初戦の車坂峠ヒルクライムで散々な目になり、その後のレースもイマイチ納得いかない結果だったから 今年は体調には気を付けてるつもり。
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さて、さて、さて、ヒルクライムレースへの車体準備って事で、今回はBB、クランク、タイヤ、ホイールを。
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まずホイール、タイヤ。
本番用はチューブラーにしているけど、タイヤを見てみると、後タイヤは問題無かったが、前タイヤは一見問題なさそうに見えるがタイヤとリムの接着面(リムセメントで貼り付けてる)を見ると・・・
接着面が乾燥しきっていてタイヤをちょっと剥がす方向に動かすと『パリパリ』っと剥がれる。

去年、前後タイヤは一緒にリムに貼り付けたが、下り走行でブレーキ使ってると前輪に荷重がかかり気味になってブレーキ熱が入るからか前輪だけセメントが乾燥しきった?前輪はタイヤを貼り直した。タイヤ剥がしたので(ずれたりはしてなかったが)センター、フレ等も確認
後輪はスピードセンサー用のマグネットを小型なネオジム磁石に交換。

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ホイールを替えてブレーキシューも替える。
ちなみに右側のシューが練習用ホイールので、左側が本番用。練習用、本番用ともアルミリムなのでシュー素材は同じ物(シマノのアルミリム用 R55C4 カーボンホイールなんて持ってません。。。) なんだけど…
シュー表面を本番用(下の写真だと右側の)は削って角度をつけてある。

これは練習用のクリンチャーリムのブレーキ面はCNC加工(ブレーキ面を切削加工して平らに仕上げてある)してあるのでシューはそのまま取り付けて調整すればシューの接触面積が大きく取れるけど、本番用のリム ARAYAのADX-1はブレーキ面がCNC加工がされておらず、リム断面がカマボコ型になっている為、シューを少し削って角度をつけてやらないとシューが部分的にしかリムに接触しないためやっている加工。
下の写真は削ってあるシューの状態。
ちなみにブレーキタッチは固い方が好みなので、ブレーキかけた時の音鳴りや振動が無ければシューのトーインは付けない
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次はクランク、チェーンリング、BB
クランクはBBから抜いて清掃。チェーンリングも歯の部分に汚れ(赤マル内の黒い部分)が溜まってるので
清掃前

拭きとる。っと…
清掃後

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BBは今回は車体からは外さず清掃。(春前の冬眠から覚ます時には外してベアリング内のグリスは替えてる)
BBはウィッシュボーンのネジ式BBだけれども、ベアリングの外側にφ25㎜のベアリングの内径をシマノのクランク軸径φ24㎜に合わせるための『つば付カラー』が付いているけど、本来ならそのつば付カラーはベアリングに圧入してあって特工か何かを使わないと外せないはずだけど、このBBのは工具無しで外せるように加工してある。目的はその方が清掃が絶対的にしやすい為。
※写真撮るために左側からクランク挿してます
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『何が何でもトルクレンチ使って全部マニュアル通りにトルク管理を』って事は無いと思うけど、トルクレンチは有った方が良いです。(自転車整備やる前のバイク、車をやってる時からトルクレンチは持ってた。このデジトルクは自転車とバイク用)
※左クランク、センターキャップの締め付け手順は自分はマニュアル通りにはしていません。『締め付け過ぎず、ガタも無く』が出来ると思う手順でやってます。(写真はイメージです)
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シマノからグラベルロード向けの新コンポGRXが登場と!
けどまだ動かんよ?だってそのうちロードのDURA、アルテは12速化するでしょ?その後でグラベルも12速化してくるだろうからそれからでもいいや。
…それに結構いいお値段してるし…
シマノ以外の主要2メーカー、カンパニョーロとスラムは12速化してきた。後はシマノがいつしてくるのかという現状になっているけど、カンパとスラムには思想の違いがあるように感じる。
●中間のギヤを1枚増やしてクロスレシオ化し、ローギア最大(コーラスグレードで)34T、トップギア11Tのカンパと
●カセットのトップギア10Tにして高速化し、チェーンリングの丁数のバリエーションも増やして剛脚プロからホビー用まで使えるようにしているスラム。
以前、『シマノでロードを12速化しても多分コンポ積み替えはしない』って書いたけど、シマノはカンパ方向かスラム方向かのどっちで12速化してくるか?
カンパ方向で中間ギヤを1枚増やすだけなら積み替えは必要なし。よっぽどレースなどで『どうにもギアが合わなくてケイデンスが合わない。脚が疲れる』って人は入れれば良いのでは?
スラムみたいにトップギア10T化しての12速ならいろんな人の走り方、走る場所に合った自転車が作れるのでは?スラム方向なら替えるかも。っていうか、RED eTAP AXSは欲しい(けど高ぇ…)
ただ、トップギア10Tでギャインギャインに踏まれるとチェーンやハブやBBへの負担が凄そうなので耐久性が問題かと。特にフリーボディは流石に今のシマノの形状のままじゃスプロケがフリーボディに噛みこんで厳しいんじゃないか?
なので11速フリーボディを無かったことにして『12速用の新フリーボディになりましたー!! 11速のハブとは互換性が有りません(ハブでの単品販売も有りませんので、またホイールごと買い替えてね)』とかやったりしてね。…いや、やるよな。11速化の時にやったんだから。『(12速でフリーボディが長くなったので)これからロードのエンド幅はディスクもリムブレーキも142㎜に統一していきます』とかも普通にやりそうで怖いわ・・・
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ありそうで無かった?油圧用のサブブレーキってのがGRXには有るんだ…
楽なポジションで油圧を体感できる反面、下り走行でステム寄りにハンドルを握ってる状態でブレーキが強く効いちゃうと簡単にフロントからズザーっと逝っちゃいそうだが…
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ジロ・デ・イタリアのマリアローザ候補の名が挙がっているけど、チーム イネオスの若手エース、エガン・ベルナルはトレーニング中に鎖骨骨折したそうでジロ出場キャンセルに。あららら…残念…
イネオスは『次時代のチーム作り』を意識した若手中心でのチーム編成。どこまでイケるか。
ベルナル不在だとTTが得意なサンウェブのデュムランとユンボ・ヴィズマのログリッチの二人が本命か。山岳ステージでちょっとタイム差つけられてもTTステージでひっくり返せる位速い。
しかし自分が期待してるのはサイモン・イェーツ。去年の雪辱を果たしてほしい。
また、イケメンスプリンター、カチューシャのキッテルがほぼ事実上の引退に近い感じでチームとの契約を途中解除に。
勝ちまくってたクイックステップからカチューシャに移籍したが、結果が出ていなかったところへ大先輩のトニー・マルティンがカチューシャから今年、ユンボ・ヴィズマに移籍してしまい、『これはキッテル、ヤバいな』とは思ってた・・・
今週末からのジロ、どうなることやら
タグ :ヒルクライム