いよいよ梅雨入りしてしまいましたね…しかし、強く降ってきたと思ったらすぐに止んでしまい蒸し暑くなるだけっていう…(マスクしてるから尚更暑い…)
 しかもこの降り方だと夜になると(カゲロウみたいな)虫が大発生してしまう…
 
 そういえば今年はサイクリングロードを走ってても茶色い毛虫が少ないのでマイマイガの大発生周期は来年辺りか?7年だか5年周期でしたっけ…アレも怖い…
 
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 さて、さて、さて、前回からの続きでシクロクロス用ディスクブレーキの前輪のホイール組みを。

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 リムは『DTスイスの RR411db アシンメトリックリムで組む』と決めたけれども、TNIのAL22Wも(やっぱり)候補だった。
 しかしRR411リムで組んだ後輪がペアになるため

後輪を組んだ時の過去記事 ↓

 『ペアで合わせるか』って事と、重量がAL22WよりRR411の方が(ニップルワッシャー込みでも)軽いようなので、今回はRR411で、ということに。
 金額的にはRR411はAL22Wの倍近い金額だけど、今年はC19の影響でレースが無いのでエントリー費やその他費用が浮いてたり、3月からあまり外で買い物してなかったりで出費が少なかったので残ってるうちにコッチに回した。

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 で、『どう組むか』だけれども前のはオフセット無しリムで逆イタリアン6本組で結線有りだった。このホイールでもシクロクロスレースでは野辺山のフライオーバーや白樺湖の前輪ウイリーしちゃうような坂や、南信州の土手3連続の上りなんかでも体重70㎏位の人間がえっほえっほ踏んでもホイールがヨレてブレーキローターにシャリシャリ擦れて音がするなんてことはなく丈夫だった。
 
 後輪の方も今回は上手く足に合ったようで?シクロクロスのレースだと白樺湖や野辺山ではコーナーの立ち上がり加速で前の人を抜くってのが上手く走れてる時の自分のパターンだった。…しかしその反面長いストレートの多いコース(南信州や清里 丘の公園)は苦手。。。
 
 今回組み直す目的が『ちょっと悪あがきで軽くしたい』なので、オフセットリムでスポーク張れるって事もあるので、4本組にして(6本組よりスポーク長が短くてすむのでわずかにだけど軽量になる)結線有りで組む事に。
 (昨年末に組んだロードディスク用の前輪(TNIのAL22(ナローリム)とREVO ROAD ディスクハブ 24H)でも弱いとは感じない位で使えてるので、

過去記事に飛びます。 ↓
2019/12/31
2019年の締め
 

 自分位体重有っても今の乗り方で28Hなら6本組から4本組にクロス数減らしても大丈夫なんじゃないかな?ってのもある)

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シクロクロス用ディスクブレーキの前輪の組み直し その2


 開梱したらニップルホールからのバリ取りを
 
 今回のバリは少な目で小さ目。(ジョイント溶接されてる両隣の穴から大き目なバリが取れる事が多い)
シクロクロス用ディスクブレーキの前輪の組み直し その2



 重量計測。414g
シクロクロス用ディスクブレーキの前輪の組み直し その2


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 アシンメトリック(オフセット有り)のリムって事ですが、(ディスクブレーキ車の)前輪だとリムのオフセットはこの向きになります。(ハブのフランジ高がどうこうってのは考えない事にします…)ディスクローターが付く左側がリムサイド面が緩やかになり、ディスクが無い右側が急な面になります。リアとは逆向きになります。(リアはスプロケットが有る側(右側)が緩やかな面になる)
シクロクロス用ディスクブレーキの前輪の組み直し その2


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 4本組の逆イタリアンの基本形です。真下のドライバー差してる所がバルブ穴。右(ローター無い側)から見てます
シクロクロス用ディスクブレーキの前輪の組み直し その2


 スポークヘッドが外を向いているスポークがペアとなる右側の4つ目の内側向いてるスポークと交差する時に外側にくる。
 左側(ディスク側)は外を向いているスポークの左側の4つ目の内側に向いてるスポークとペアになる。(どうにも文章だけで説明するのはムズカシイ。。。)
 
 次回からは頭が外を向いているスポークの事を『外ーク』、内側を向いているスポークを『内ーク』ってしようかと…
シクロクロス用ディスクブレーキの前輪の組み直し その2


 
 で、改めて左落としで
シクロクロス用ディスクブレーキの前輪の組み直し その2


 全部の穴に通します。自分は『バルブが真下に有る時にハブのロゴが真上に来る位置』で決めてます。
『写真撮る時にはバルブって真下にするでしょ?その時でもハブのロゴもちゃんと見えるから』
ってそれだけの理由です。
シクロクロス用ディスクブレーキの前輪の組み直し その2


 以前組んだ6本組のがコチラ↓

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 『リムサイドに貼ってあるシールの厚みが邪魔だな』と気になる位はフレ取りもやる。
シクロクロス用ディスクブレーキの前輪の組み直し その2


 とりあえず組んでの重量は765g。前のから75g軽量になったってことで。

(追記 軽くなったのはリムの重量分だけで、スポークの組み数を6本組から4本組に減らしてもDT専用のニップルとニップルワッシャーを使ったため重さは相殺されてる)
シクロクロス用ディスクブレーキの前輪の組み直し その2


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 リムにチューブレステープ(STAN'S 21㎜幅)を巻く。巻き数はバルブ部は重ねる1周チョイ巻きで。
シクロクロス用ディスクブレーキの前輪の組み直し その2


 穴あけ用のポンチ(5㎜)の先をライターで炙って加熱させ
シクロクロス用ディスクブレーキの前輪の組み直し その2


 バルブ穴部に当ててクリクリっと回すのを2、3回繰り返すと
シクロクロス用ディスクブレーキの前輪の組み直し その2


 開通。
シクロクロス用ディスクブレーキの前輪の組み直し その2



 チューブレスタイヤを履く前に一度適当なチューブ入りのタイヤを履かせてエアを入れ、チューブレステープをリムに圧着させる。
シクロクロス用ディスクブレーキの前輪の組み直し その2


 これでチョイと放置になるかな。(本番用の)チューブレスタイヤ履かせるのはまだ先かと…


 梅雨入りしてウエットコンディションが増えるので、これからはダート練習多めでいきまー

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 KCNCの6ボルト式ローターをセンターロック式のハブやホイールに取り付ける「センターロックアダプター」。
『コレ出てくれないかなぁー』と思ってた。
 センターロック式だとハブは軽くなるがディスクローターは重くなる。6穴式だと逆になるけど、トルクスボルトをナメやすい。
 センターロック式のローターを軽くさせようとすると材料費、コストがハネ上がり、ローター1枚¥1万、2万とか普通にしちゃうと思ってたから。これなら低コストで軽量化できる。
 (しかしアダプターはともかく、ああいう肉抜きしまくりのローターって大丈夫なんだろうか…)




 




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Posted by Billy Goat at 22:29│Comments(0)パーツ・小物シクロクロス
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